[週刊ファイト12月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼鷹の爪大賞 2017 「プロレス」ベストバウトはオカダー柴田戦
by こもとめいこ♂
・年間最高試合(プロレス):オカダ・カズチカ vs.柴田勝頼(4・9両国国技館)
・年間最高試合(シュート):田村ゆかり vs.三嶋章夫(7・22新宿ピカデリー『魔法少女リリカルなのはReflection』初日舞台挨拶)
・最優秀タッグチーム賞:モンスターレイジ 岡倫之&北村克哉
・敢闘賞:愛猫・リュップ
・技能賞:藤ヶ崎矢子
・井田真紀子賞:川村虹花 仮面女子
・ベスト声優イベント:橘田いずみ 餃子リサイタル2017 ~全国キッターズ連盟 宇都宮支部大集会~&宇都宮餃子祭(11・4宇都宮東武ホテルグランデ 11・5宇都宮城址公園)
■年間最高試合(ベストバウト)プロレス編
オカダ・カズチカ
vs.
柴田勝頼
(新日本プロレス・4月9日・両国国技館)
東スポでは敢闘賞を贈られた柴田だが、筆者は「プロレス」のベストバウトとしてこの試合を選んだ。
直後から、今年のベストバウトはこれだろうと思っていたが、あれから8ヶ月経って、やはりこの試合を越える「プロレス」の試合は無かった様に思う。
硬膜下血腫を発症しながら38分09秒を闘い抜いた柴田も勿論だが、「プロレス」の試合で実力者柴田をそこに至らしめたオカダ・カズチカの強さに舌を巻いたのがその理由である。
筆者は当日現場に居なかったので、「柴田が病院に担ぎ込まれた」と聞いた時は、安川惡斗戦の世志琥の様に、オカダがプロレスを無視して滅茶苦茶に殴ったか蹴ったかしたのだろうかと思った。
だが、配信で試合を見てみると、どうも最初に仕掛けたのは柴田である。
冒頭、柴田の腕ひしぎを必死に逃れ、場外にエスケープしたオカダ。その瞬間、オカダの中のリミッターが外れたのではないかと思っている。