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12月8日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコでCMLL 金曜日定期戦が開催された。
今大会のメインは、カリスティコ、ウルティモ・ゲレーロ、ソベラノJr.対ミスティコ、テリブレ、ボラドールJr.というテクニコとルードのトップ選手が呉越同舟するレレボス・インクレイブレスが組まれた。注目は新旧ミスティコ対決となるカリスティコとミスティコの絡みだが、意地がぶつかりあい、覆面を破りあうという荒れた展開になった。しかし、この2人だけではなく、普段はテクニコ同士、ルード同士で組んでいて戦う機会のない同士も意地がぶつかり合い大混戦となってしまい、結果、6人が場外で激しくやりあい誰もリングに戻らないので、両チームリングアウトとなりドローになってしまった。
セミファイナルはルーシュ、ピエローのロス・インゴベルナブレスが反メキシコ、トランプ信者キャラのサム・アドニスと組み、マルコ・コルレオーネ、ネグロ・カサス、エル・バリエンテというこれまたテクニコとルードの呉越同舟チームと対戦。制御不能にテクニコ・ルード見境なく襲うロス軍が、反メキシコを掲げている為に、テクニコ・ルード双方から憎まれるアドニスが組み、更にアドニスとカサスは究極の決着戦、カベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)が組まれているので、大荒れの試合となった。まずアドニスが憎きカサスに狙いを定め、ルーシュとピエローの3人がかりで攻撃。レフェリーが止めるとレフェリーを突き飛ばしてしまったのでアドニスの反則負けでカサス組が先取。しかし、すぐにアドニスがカサスからフォールを奪い2本目を取り返した。更に3本目はアドニスがレフェリーの隙をついて反則のローブロー(急所攻撃)でカサスからフォール勝ち。前哨戦は完全にアドニスの勝利となり、試合後もカサスを襲うアドニス。制御不能のロス軍も今回は完全にアシストに回り、主役はアドニスという感じだった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年12月08日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
△カリスティコ、ウルティモ・ゲレーロ、ソベラノJr.
1-1
△ミスティコ、テリブレ、ボラドールJr.
<6人タッグマッチ>
○ルーシュ、ピエロー、サム・アドニス
2-1
●マルコ・コルレオーネ、ネグロ・カサス、エル・バリエンテ
<シングルマッチ>
○ドラゴン・リー
ピンフォール
●ティタン
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