ノア・グローバルリーグ2017 優勝決定戦に潮崎、拳王が進出

■ プロレスリング・ノア
日時:11月14日(火) 試合開始:18:30
会場:大阪世界館 248人 超満員札止め

 いよいよラストスパートを迎えた『グローバルリーグ』2017、大阪世界館大会は用意された席はほとんど埋まり超満員札止めとなった。

<第6試合 グローバルリーグ戦Bブロック公式戦30分1本勝負>
○田中将斗<5勝2敗=10点>
 13分6秒 スライディングD⇒エビ固め
●中嶋勝彦<4勝2敗1分=9点>

 Bブロック公式戦の中嶋vs田中は打撃戦を制した中嶋が場外戦へ持ち込むも、左ハイキックが鉄柱に誤爆してしまうと、田中が左足攻めで試合の主導権を握り、中嶋もドラゴンスクリューからミサイルキックで流れ、田中のラリアットを右腕へのハイキックで迎撃するも、田中も左のラリアットを炸裂させれば、中嶋もバックドロップで応戦する。
 田中は雪崩式ブレーンバスターから垂直落下式ブレーンバスターの連続技から、スライディングラリアットを浴びせるも、スーパーフライ狙いは中嶋がR-15で阻止、両者は打撃戦から中嶋がターンバックルごと田中の顎を蹴り上げると、トラースキック、サッカーボールキック、ランニングローキックからバーティカルスパイクで勝負に出るが、着地した田中がスクールボーイからのショートレンジのスライディングDを炸裂させると、正調のスライディングDを炸裂させて3カウントを奪い、10点目を獲得。この時点で田中との直接対決に敗れている小峠の脱落が決定してしまう。

<第7試合 グローバルリーグ戦Bブロック公式戦30分1本勝負>
○拳王<5勝1敗1分=11点>
 10分3秒 ダイブングフットスタンプ⇒エビ固め
●小峠篤司<4勝3敗1分=8点>

 小峠vs拳王は、開始から小峠がエンジンを全開させ、せまい世界館にも係わらずノータッチトペコンで先手を奪うと、リングに戻ってから丸め込み、場外に連行して客席で痛めつけ、通路でのニーを浴びせるなど、拳王に休ませる隙を与えない。
 しかし小峠のダイビングボディープレスは剣山で迎撃されると、拳王はアンクルホールドで捕らえるが、雪崩式狙いを小峠が切り抜けると、股を通した状態の拳王の顔面にトラースキックを浴びせ、ランニングパワーボムからムーンサルトプレスを投下して拳王を追い詰める。
 拳王は突進する小峠にドラゴンスープレックスを連発すると、スピンキックのコンポ攻撃で反撃、小峠のリバースフランケンも、拳王はドラゴンスープレックスで応戦する。拳王はダイビングフットスタンプを投下するが、かわした小峠は首固めやキドクラッチで丸め込み、あわやの場面を作るも、拳王は右ハイキックを連発してからダイビングフットスタンプで3カウントを奪い、11点目を獲得し優勝決定戦へ進出を決める。

<第7試合 グローバルリーグ戦Bブロック公式戦30分1本勝負>
○マサ北宮<5勝1敗1両リン=10点>
 14分37秒 スピアータックル
●丸藤正道<4勝1敗1分1両リン>

 Aブロックの丸藤vs北宮は北宮がネックロックで首攻めを展開、更にエプロンサイドでのパイルドライバーも敢行して北宮の首に大ダメージを与える。
 丸藤は串刺し虎王を炸裂させるが、丸藤の突進をリーブロックでかわした北宮がスピアーで丸藤をなぎ倒し、丸藤の鞭のような逆水平を喰らっても、北宮は上半身をブルブル震わせて耐え抜くと、ラリアットを浴びせ、サイトースープレックスで勝負に出るが、しっかりマークしていた丸藤は踏ん張って顔面への膝蹴りを浴びせる。丸藤はトラースキック、虎王を炸裂させるが、北宮は倒れず、丸藤が突進すると北宮がスピアーを浴びせて3カウントを奪い、北宮が勝利で10点目を獲得も、同点の潮崎との直接対決に敗れているため、潮崎が優勝決定戦に進出する。

 試合後に北宮が潮崎にエールを贈ると、拳王も登場して潮崎とマイクアピール合戦を繰り広げ、最後は拳王がマイクで締めくくった。

 優勝決定戦に関しては自分は丸藤vs中嶋だと思っていたが、潮崎vs拳王になるとは予想を裏切る結果となった。拳王も田中との対戦を通じて大きくアピールしているのに対し、潮崎もNOAHへ復帰してから期待を裏切られることが多いことから、拳王との優勝決定戦は潮崎にとっても正念場になる。


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