(C)Bellator
11月10日(現地時間)にアイルランド・ダブリンで『Bellator 187: McKee vs. Moore』が開催された。
BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。そして、日本でもインターネットテレビ局「AbemaTV」(アベマ・ティーヴィー)と正式契約し、生放送も開始され盛り上がっている。
今大会はアイルランド進出となり、メインはMMA9戦全勝無敗のAJ・マキーが、地元アイルランドのブライアン・モーと対戦、下馬評は当然、AJ・マギーだったが、試合もそのままAJ・マキーがチョークで一本勝ち。連勝記録を10に伸ばした。
また、あの伝説のファイター、故キンボ・スライスさんの息子ベイビー・スライスが参戦。フレッド・フリーマンと対戦したが、試合は、なんとスライスが秒殺勝利。チョークで一本勝ちして偉大過ぎる天国の父親に勝利を報告した。
更にチャーリー・ウォードのセコンドについていたコナー・マクレガーが試合後に金網に入り、レフェリーとひと悶着を起こしていた。
■ Bellator 187: McKee vs. Moore
日時:2017年11月10日(現地時間)
会場:アイルランド・ダブリン 3アリーナ
<フェザー級>
〇AJ・マキー(米国)
3R 4分14秒 リアネイキドチョーク
●ブライアン・ムーア(アイルランド)
<女子フェザー級>
〇シネイド・カヴァナ(アイルランド)
1R 0分34秒 TKO
●マリア・カサノヴァ(フランス)
<キャッチウェイト(165ポンド)>
〇ベイビー・スライス(米国)
1R 1分57秒 リアネイキドチョーク
●フレッド・フリーマン(米国)
<ミドル級>
〇チャーリー・ウォード(アイルランド)
1R 4分59秒 KO
●ジョン・レッドモンド(アイルランド)
<キャッチウェイト(161ポンド)>
〇ポール・レッドモンド(アイルランド)
判定 3-0
●セルジオ・デ・ジーサス・サントス(ブラジル)
Round 1…FIGHT! #Bellator187 pic.twitter.com/8DU6z8EOEj
— Bellator MMA (@BellatorMMA) 2017年11月11日
.@sineadkavanagh0 has her eyes on the winner of @JuliaBudd vs @arleneangerfist (#Bellator189)! #Bellator187 pic.twitter.com/IYqGPqOYwo
— Bellator MMA (@BellatorMMA) 2017年11月11日
Another win, another finish! Here's what @kimboslicejr had to say after the fight. #Bellator187 pic.twitter.com/M2jG8GKdLs
— Bellator MMA (@BellatorMMA) 2017年11月11日
(C)M-1
11月10日(現地時間)にロシア・モスクワで『M-1 Challenge 85: Ismagulov vs Karranca』が開催された。
ロシア最大のメジャーMMA団体となっているM-1は、定期的に大会を開催し、ロシアのテレビ局でも生放送されている。そして参戦選手はロシア国内にとどまらず世界各国から集めている事でも意義あるMMA団体となっている。
今大会のメインはライト級王座戦で、現在7連勝中の王者ダミール・イスマグロフが、ブラジルのローカル大会で活躍し現在9連勝でM-1チャレンジに乗り込んできたロゲリノ・マティアスの挑戦を受けた。両者、連勝中だが下馬評では王者イスマグロフが有利となっている。試合はイスマグロフがテイクダウンを奪い、グランドではマウントパンチ、バックマウントで攻めて、判定勝ち。連勝記録を8に伸ばした。
また、セミファイナルではライトヘビー級戦では、元王者のステファン・プッツが、ギガ・クハラシヴィリと対戦する予定だったが、直前にプッツ欠場でセバスチャン・ハイルに変更。急な試合でハイルは準備出来ていないようで、クハラシヴィリのパンチラッシュを食らってハイルが膝を落として倒れたところでレフェリーがストップ。クハラシヴィリがTKO勝利となった。
■ M-1 Challenge 84: Kunchenko vs Romanov
日時:2017年11月10日(現地時間)
会場:ロシア・モスクワ
<ライト級>
○ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)
判定 3-0
●ロジェリオ・マティアス・ダ・コンセイソン(ブラジル)
<フェザー級>
○ネイト・ラントヴェーア(アメリカ)
判定 2-1
●ヴィクトール・カレシニク(ロシア)
<ライト級>
○アブバカル・メストエフ(ロシア)
1R 1分06秒 TKO
●アレクセイ・マフノ(ロシア)
<ライトヘビー級>
○ギガ・クハラシヴィリ(ジョージア)
1R 3分27秒 TKO
●セバスチャン・ハイル(ドイツ)
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