[週刊ファイト11月09日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼緊急座談会~
“全日プロ存続”というミラクルを起こした秋山社長。ケチは美徳?
ヨシタツ(新日プロ)の初出場がガ然、ヒートアップしてきた今年の『世界最強タッグ決定リーグ戦』。開幕前にヨシタツが初挑戦する三冠ヘビー級戦(11・9後楽園)にもマスコミ、ファンの注目が集まっている。また、全日プロは経営的にも安定期に入った。そこで期待されるのは、かつての聖地・日本武道館への進出だが、秋山準社長の堅実戦略は変わらない。
(*編中 A記者=『マット界舞台裏』特約記者、B記者=スポーツ紙記者 C記者=フリーのべテラン記者)
A 8月の両国大会を恒例化させた全日プロの経営はすっかり安定しましたね。2度にわたる契約内容の変更によって離脱者が続出した頃は「間違いなく1年以内に消滅する」と言われていましたが、見事に立ち直った。
C まさにミラクルですよ。去年、このコーナーでこういう話をした時よりも後楽園ホール大会を中心に全日プロの興行成績はさらに良くなっています。ジョー・ドーリングVSヨシタツの三冠ヘビー級戦が行われる11・9後楽園は満員か、それに近い入りになりそう。