[週刊ファイト11月9日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼マスカラス飛翔!ドラディション藤波辰爾&武藤敬司トリオ快勝~後楽園熱狂
Photo by 山下達也 Text by TERUZ
・マスカラス飛翔!藤波辰爾&武藤敬司とのトリオで快勝
・藤波慕う大ベテラン・倉島が田村和宏と意地の張り合い
・奮闘期待されたLEONA、技ラッシュで巻き返しも敗戦
・ゼロワン大谷&高岩タッグがドラディションマット圧勝
・ダイビングヒップアタック勝利の越中やってやるって!
■ DRADITION「SKY HIGH DRAGON ツアー」
日時:2017年10月27日(金)19:00
場所:東京・後楽園ホール 観衆1212人
10月27日、DRADITION「SKY HIGH DRAGON ツアー」後楽園ホール大会が開かれ、メインにレジェンドレスラーであるミル・マスカラスが登場。1979年8月26日「夢のオールスター戦」以来で藤波と合体、奇跡の飛来でオールドファンを涙させた。
<メインイベント スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負>
藤波辰爾
〇ミル・マスカラス
武藤敬司
12分40秒 体固め
ザ・グレート・カブキ
新崎人生
●KAZMA SAKAMOTO
※ダイビング・ボディ・アタック
コールされても微動だにしない75歳マスカラスに観客がざわめくが、間をおいてオーバーマスクを脱ぐ。観客席に投げ入れるという趣向にさっそく大歓声だ。期待された藤波・マスカラス・武藤の“編隊飛行”こそなかったものの、マスカラスは自らフライング・クロス・チョップ2連発。冒頭で「世界を知る男」とアナウンスされたKAZMA SAKAMOTOの受けが際立つ。
マスカラスと藤波がそれぞれコブラツイスト、武藤が足4の字固めという“三重奏”スポットで酔わせ、限られた出番ではあったがダイビング・ボディ・アタックで自ら勝利を挙げた。
夢の顔合わせは藤波・武藤とのトリオ結成にとどまらない。初代タイガーマスクがリングインすると、藤波・初代タイガー・マスカラス・武藤でファイティングポーズ。奇跡の揃い踏みショットを観衆にプレゼントした。