[週刊ファイト10月19日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ターザン山本~体育の日「電流爆破」「もう一つの両国」~全日WRESTLE-1~NHK髙田延彦
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・狂い咲きターザン山本!大好きDSW聖家族!大仁田厚は二度死ぬ
・お仕事職人NOSAWA論外が大仁田から生涯初ピンフォール勝利意義
・10・9WAVE大畠美咲 中森華子PURE-J王者 もう一つの両国アイスリボン
・髙田ヒクソン20周年!NHKインタビュー番組と村田諒太ボクシング報道
・10・9全日プロ~宮原健斗セール格段進歩、諏訪魔キャリーで寝てみせる
・10・11土肥孝司&熊ゴローx黒潮イケメン二郎&稲葉大樹WRESTLE-1
・リコシェWWE入りか!? 10・9新日両国~YOH(小松洋平)SHO(田中翔)
狂い咲きターザン山本!大好きDSW聖家族!大仁田厚は二度死ぬ
―― 今週は体育の日の三連休があって、我々は興行ラッシュなのでてんてこ舞いの忙しさでした。10・9新日の両国国技館は、ケツがわかりきっていても満員の盛況でしたよ。
オフレコ ジミー鈴木のDiamond Stars Wrestlingインパクト絶大でしょう。71歳ターザン山本のプロレスラー・デビュー戦。サンバ曲でフルコスチュームのカニ―バル美女3人の入場から、緑毒霧にまみれての赤い鮮血をしたたらせた”落武者”の怪演ぶりは、圧巻なんてモンじゃない。わずか1試合で、『鷹の爪大賞』 2017の新人賞は確定や。ほかに誰がいるというのか。
―― 聖なるLIVE空間のプロレスに予定調和なんかなかった、と。ターザンが主役を強奪するから、打ち合わせからどんどん逸脱していったんですよね?
オフレコ これは美味しいと思ったアラケンや、サバイバル飛田がどんどん老人をいじり出した。プロレスはやっぱり生モノ。やってみないとわからない。デルフィン師匠がランブルに優勝しても、結局リングに残ったのはターザンで、次々に次回の挑戦者までが名乗り出た。「女がダメということはない」と、唯我までリングに上がってきて戦えとブチ上げた。やったモン勝ちなんや。
―― そんなのに台本なんかあるわけないじゃないですか。
オフレコ アドリブが出来てのプロレスラー。そこからも、ターザンは本物やった。速報ブログのトップ画像がターザン、10月19日号の表紙もターザンなんで、有料ファイトクラブ記事はジミーにしようかと迷ったが、こちらもまたターザンになった。
―― それで10・9新日の両国国技館なんですが・・・
オフレコ お台場特設会場では、10・9「大仁田厚ファイナルツアー“ノーロープ有刺鉄線電流爆破」があった。ダブルメインイベント電流爆破のド迫力や。大仁田厚は二度死ぬ。
―― 10・10ダイアモンド・スターズ・レスリングでも、ターザン山本がアジった内容が要注意でした。「日本でピカ一の受身なのはアラケンとNOSAWA論外」と、のたまわったようですから。
オフレコ わからないでもないが、正直、意外な人選だった。もちろん本誌は高評価して活字に残してきているけど、大将(ニタ)の受け役で、何度も何度も、割れたテーブルで頭を叩かれようが、お仕事をこなしてきた職人がNOSAWA論外だね。
―― サンダーファイヤー・パワーボムが奇麗に持ち上がるのは、やや軽い論外だとちょうどよいというのはありました。大仁田のフィニシュに説得力を持たせてくれた張本人です。
お仕事職人NOSAWA論外が大仁田から生涯初ピンフォール勝利意義
オフレコ この日、ダブルの電流爆破カードが並んだことが話題の軸やったけど、相変わらずオモテの媒体は大会の核心を伝えてない。真の裏ネタは、NOSAWA論外が大将から生涯初のピンフォール勝利を奪ったことなのに。これがなにを意味するのか・・・考えないと。
―― このままご奉公を続けたら、ミル・マスカラスに論外が勝利する日が来るのかも知れません。
オフレコ いや、それは見たくない。マスカラスは最後までファンタジー幻想であって欲しい。欲を言えば、もう試合しないで欲しい。
―― ターザンさんの風貌から、会場では「ドリー・ファンク!」の声援もあったようです。「老人のポルカ」は止めて欲しい説も多くあります。美しい記憶のままでいたいから・・・。
10・9WAVE大畠美咲 中森華子PURE-J王者 もう一つの両国アイスリボン
―― 10・9新日の両国国技館では
オフレコ TOKYO PIMPS裕二郎ガールズのコスチューム、実況中継でも理解されてないようで。BABYMETALのゆいちゃんも大好きな、アリアナ・グランデなんやけど。ちょうどベスト盤も発売されている。マンチェスターの悲劇を乗り越えて、ますます応援しないといけない。