(C)CMLL
10月6日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコでCMLL 金曜日定期戦が開催された。
メキシコ中部地震(現地時間 2017年9月19日13:14 (18:14 UTC) にメキシコプエブラの南約55 km (34 mi)を震源として発生した Mw7.1 の地震である。プエブラ州、モレロス州および、首都メキシコシティに被害が生じ、20以上の建物が崩壊した)によりCMLLのアレナメヒコ興行も休業となっていたが、2017年10月2日より定期戦が再開する事となった。今大会のメインは、初代ミスティコことカリスティコがマルコ・コルレオーネ、ディアマンテ・アスールと組んで、ウルティモ・ゲレーロ、ショッカーというルードの重鎮と対戦という分かりやすい善玉・悪玉の対決となった。そして試合も、最後はリング中央でカリスティコがウルティモ・ゲレーロにラ・ミスティカを極めて勝利という、地震で苦しむメキシコ国民に勇気を与える勝利だった。
セミファイナルもミスティコ、ドラゴン・リー、ソベラノJr.がメフィスト、レイ・ブカネロ、ルシフェルノというルード軍と対戦。こちらもミスティコがラ・ミスティカでメフィストを仕留めて勝利した。
ロス・インゴベルナブレスのルーシュとピエローは、トランプ信望者としてメキシコをバカにするサム・アドニスと組んでネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ、エル・フェリーノと対戦。カサス組がルードなのだが、試合はアドニスとインゴベルナブレスがコールと同時に襲いかかるという展開。しかしカサスがルーシュを必殺のラ・カシータ(ラ・マヒストラル)で仕留めて1本先取。これに激怒したアドニスは、レフェリーの目の前でカサスに反則のローブロー。これで反則負けになり、2-0でカサス組が勝利となったが、試合後もカサスを3人でリンチするロス・インゴベルナブレスとアドニス。特にカサスとアドニスの抗争は激化しそうだ。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年10月5日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、マルコ・コルレオーネ、ディアマンテ・アスール
2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、ショッカー、グラン・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
○ミスティコ、ドラゴン・リー、ソベラノJr.
2-1
●メフィスト、レイ・ブカネロ、ルシフェルノ
<6人タッグマッチ>
○ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ、エル・フェリーノ
2-0
●ルーシュ、ピエロー、サム・アドニス
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