(C)Titan FC
8月18日（現地時間）にフロリダ州ペンブロークパインズで『Titan FC 45: Araujo vs. Capitulino』が開催された。
UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
今大会は、王座戦は組まれないどころか、メインイベントがなんとブラジル人対決、それも世界的に有名、レジェンドではなくこれからの選手同士という北米の大会としては珍しい通好みの大会となった。一応、UFC参戦経験もあり、WSOFやレガシーFCなどを渡り歩いたヴァウジール・アラウージョと、ジャングルファイトで経験を積みタイタンFCと契約したアドリアーノ・カピチュリーノのメインが、アラウージョがテイクダウンを奪い上をキープして判定勝ち。試合内容も通好みの内容で勝利した。 その他、ブラジルだけではなく、キューバ、コスタリカの選手を参戦させ、米国が絡まないマッチメークなど、ヒスパニック戦略に動いている可能性もある。
■ Titan FC 45: Araujo vs. Capitulino
日時：2017年8月18日（現地時間）
場所：アメリカ・フロリダ州ペンブロークパインズ
＜ウェルター級／5分3R＞
○ヴァウジール・アラウージョ（ブラジル）
判定 3-0
●アドリアーノ・カピチュリーノ（ブラジル）
＜フライ級／5分3R＞
○グスタボ・バラルト（キューバ）
判定 3-0
●ホルヘ・カルボ・マルチン（コスタリカ）
＜女子バンタム級／5分3R＞
○ジェシー・ローズクラーク（豪州）
判定 2-1
●カリーナ・ダム（ブラジル）
＜フライ級／5分3R＞
○オスカー・アスカー（米国）
判定 3-0
●ジェイムス・ブレアー（米国）
＜ライト級／5分3R＞
○デマルケス・ジャクソン（米国）
1R 2分33秒 肩固め
●ルシアーノ・ドスサントス（ブラジル）
＜ヘビー級／5分3R＞
○スティーブ・モウリー（米国）
1R 1分21秒 TKO
●ダスティン・クレメンツ（米国）
(C)ONE Championship
8月18日（現地時間）にマレーシア・クアラルンプールで『ONE Championship: Quest for Greatness』が開催された。
2011年7月14日、ビクター・キュイとチャトリ・シットヨートンによってシンガポールで設立されたアジア最大のMMA団体としてアジア各国の主要都市で大会を開催しているONE Championshipだが、アジアの主要各国の大都市での開催を続けており、今回はマレーシア・クアラルンプールで開催された。
今大会ではフェザー級王座戦で、王者マラット・ガフロフがマーチン・ヌエの挑戦を受けた。打撃ベースの挑戦者に対し、王者ガフロフは、スタンド、グランド共に出来るオールラウンダーで下馬評では王者有利。試合も1Rは王者ペースで進んだものの、2Rにヌエンの右オーバーハンドがガフロフに命中し、ガフロフが前のめりにダウンして追撃のパウンドをレフェリーがストップしヌエンがKO勝ち。下馬評を覆してヌエンが衝撃の勝利で新王者となった。
日本の鈴木信達、渋谷莉孔はそれぞれ敗れている。
■ ONE Championship: Quest for Greatness
日時：2017年8月18日（現地時間）
場所：マレーシア・クアラルンプール
＜フェザー級王座タイトルマッチ＞
○マーチン・ヌエン(豪州／挑戦者)
2R 1分27秒 KO
●マラット・ガフロフ(ロシア／王者)
＜ライト級＞
○イブ・タン(マレーシア)
1R 3分29秒 TKO
●鈴木 信達(日本)
＜ミドル級＞
○アギラン・タニ(マレーシア)
判定 3-0
●シリフ・モハメッド(エジプト)
＜バンタム級＞
○ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
1R 1分2秒 KO
●リース・マクラーレン(豪州)
＜フライ級＞
○ジアーニ・スッバ(マレーシア)
判定 3-0
●渋谷 莉孔(日本)
＜女子ストロー級＞
○メイ・ウウイ(シンガポール)
1R 3分27秒 リアネイキドチョーク
●アン・オスマン(マレーシア)
＜ストロー級＞
○デジャムロン・ソー・アンヌアイシリチョーク(タイ)
2R 0分46秒 TKO
●ロビン・カタラン(フィリピン)
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