飯伏カミゴェ激勝も、内藤・棚橋トップ併走で崖っぷち!

 G1初開催となった愛媛大会は、金曜日とはいえ19時開始という、遠征組には日帰りが厳しい時間にも関わらず満員の観衆を集めて行われた。開始前には新日本プロレスワールドの解説を務める本間がリング上から挨拶。
 退院時より目に見えて筋肉も戻ってきており、頸椎を痛めた時には「歩けるのか」「日常生活が遅れるのか」とまで心配された人間とは思えない驚異の回復力を見せた。

 第1試合にはもはや人気はヤングライオンの域を超えている北村、岡が腐女子にはご褒美の肩を組んで登場。日体大でアマレスチャンピオンになった高橋裕二郎とのアマレススタイルも期待されたがそこをスカすのがトーキョーピンプのプロ意識。
 第5試合には、ケニー・オメガとの死闘の影響が心配されたEVILが登場。試合直後には腕の痺れがあったとのことだが、特に問題なくオカダとやり合い一安心。

 リーグ戦は、永田と飯伏が旧UWFを思わせるアップライトでの激しい打撃戦で開幕。最初のカミゴェは白目で返されたが、オーバーヘッド延髄斬りを見舞うと、最後はシットダウン式ラストライドを返されてのカミゴェで永田を振り切る。試合後、ダウンした永田に飯伏がひれ伏して手を握って感謝を示すほどの熱戦で観衆を魅了した。

 一方、セミで登場の内藤は、手四つに誘うと見せかけて張り手、唾吐き、寝転びで開始早々らしさ炸裂。ザックの関節地獄を味わいながら、両脚をセカンドロープにかけて首筋を膝に叩き付ける危険な打撃でヒヤッとさせる。その一撃で終始首を気にする仕草をみせるザックを最後はデスティーノで沈めてトップタイを確保。
 メーンでは棚橋が真壁に勝ち、じっくりとエアギター3連発から「あいしてまーす」で締めた。

 混戦Aブロックは10点でトップタイで並ぶ内藤と棚橋がリーグ戦最戦の8・11両国で激突する為、この時点で6点の真壁の決勝進出は消滅、直接対決で2人に負けている後藤の可能性も消えた。
 8点で並ぶ2位グループも他の4人も連勝は最低条件だが、次戦8・6浜松で内藤が真壁に勝てば、直接対決で敗れた飯伏とザックの決勝進出は巴戦以外にはなくなる状況。同様に棚橋が石井に勝てば石井は勿論、直接対決で棚橋に負けているファレも決勝進出が消える状況となった。

 となると、最終戦に持ち越して煽ることを考えれば浜松では内藤、棚橋が揃って負ける必要があるが、圧倒的1番人気の内藤がセミでは真壁に負け、メーンでは勝利後の棚橋のギターを楽しみにしている観客の期待を裏切って無口な石井が勝つことになる。

 その日会場に来ている中でかなりの割合に上るL.I.Jファン、棚橋ファンを含む観衆に肩すかしを食らわせてリーグ戦の面白さを取るか、あるいは人気で上回る内藤、棚橋が揃って勝って他の選手の可能性を潰し上で両国で雌雄を決するのか、いずれが選ばれるかは注目点。

 あるいはリーグ戦の面白さを選んでも、真壁と石井にその日の観衆を大満足させるファイトで、顧客第一主義との両立が求められる。
この日試合後いつものように場内をゆっくり周る棚橋に、ハグやハイタッチ、タオルでの汗ふきを求めて群がった観客の姿は、石井にとって凄まじいプレッシャーとなっているはず。

 そういう意味でAブロック次戦8・6浜松、特にセミとメーンでは結果以上に、より内容に注目するのが大人のファンの見方だといえよう。

日時:8月4日(金) 17:30開場 19:00開始
会場:愛媛・アイテムえひめ
観衆:2130人(満員)

<第1試合 20分1本勝負>
●北村克哉 岡 倫之
 6分23秒  ピンプジュース⇒体固め
〇高橋裕二郎 タマ・トンガ

<第2試合 20分1本勝負>
●川人拓来 タイガーマスク マイケル・エルガン
 5分52秒  ピンチェ・ロコ⇒体固め
〇エル・デスペラード タイチ 鈴木みのる

<第3試合 20分1本勝負>
天山広吉 〇小島聡 
7分15秒  ラリアート⇒体固め
●BUSHI SANADA

<第4試合 20分1本勝負>
デビッド・フェインレー 〇ジュース・ロビンソン
 5分19秒  パルプフリクション⇒片エビ固め
●チェーズ・オーエンズ ケニー・オメガ

<第5試合 20分1本勝負>
〇矢野通 オカダ・カズチカ
 5分21秒  (髪を掴んで)エビ固め
●高橋ヒロム “キング・オブ・ダークネス”EVIL

<第6試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Aブロック公式戦>
(0勝7敗=0点)
●永田裕志
 15分54秒  カミゴェ⇒片エビ固め
〇飯伏幸太
(4勝3敗=8点)

<第7試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Aブロック公式戦>
(4勝3敗=8点)
●石井智宏
 11分58秒  バッドラックフォール⇒体固め
〇バッドラック・ファレ
(4勝3敗=8点)

<第8試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Aブロック公式戦>
(4勝3敗=8点)
〇後藤洋央紀
 11分26秒  GTR⇒片エビ固め
●YOSHI-HASHI
(2勝5敗=4点)

<第9試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Aブロック公式戦>
(4勝3敗=8点)
●ザック・セイバーJr.
 14分20秒  デスティーノ⇒エビ固め
〇内藤哲也
(5勝2敗=10点)

<第10試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Aブロック公式戦>
(5勝2敗=10点)
〇棚橋弘至
 13分34秒  ハイフライフロー⇒片エビ固め
●真壁刀義
(3勝4敗=6点)

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’17年08月10日号RIZIN中邑真輔G1新日プロレス漫画ポーゴ米国SEI☆ZAラウェイ

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