内藤、YOSHI-HASHIを酷評! L.I.J対決はSANADAがW1時代からの伝家の宝刀で制す!

 新日本プロレス夏の本場所『G1 CLIMAX 27』東京4連戦の初戦、7・20後楽園ホール大会が行われた。
 当日券に長蛇の列ができ、16時半には完売する盛況ぶりで、満員札止めとなった。煽る訳ではないが、今日明日のチケットも入手困難が予想される。

 リーグ戦は概ね順当な結果となったが、L.I.J対決となったSANADAーEVIL戦に館内は特にヒートアップ。最後はW1時代にフィニッシュとしていたラウンディングボディプレス⇒体固めでSANADAが盟友EVILを振り切った。
 今後に期待を持たせる好勝負となった2人と対照的だったのが、タッグで内藤と対戦したYOSHI-HASHI。金曜日の内藤戦へ繋がる内容が求められたにも関わらず、いつものYOSHI-HASHIに終始。
 試合後に業を煮やした内藤が「『夢☆勝ちます』じゃない」「明日来場予定のお客様に『もしかしたら、YOSHI-HASHI勝つんじゃないの?』『YOSHI-HASHIいけるんじゃないの?』って思わせるのが仕事だろ」と、ドキッとする言い回しまで用いて酷評したのも頷けるファイトだった。
 今日の内藤戦で勝てないまでも内容のある試合が出来なければ、北村、岡も台頭著しいだけに、来年の出場は微妙なものとなりそうだ。

 また、同じケイオスの盟友オカダの方は矢野ワールドの中で自身へのブーイングに寂しい表情を浮かべ、鈴木軍相手とはいえ大声援のケニー・オメガとは対照的な会場の反応となった。
 木谷オーナーが、自身の「北米ではバレットクラブ入り」を示唆するほどの人気を誇るケニー・オメガとバレットクラブだけに、ブーイングを浴びたオカダとしては悩ましいG1となりそうだ。

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■ 新日本プロレス
日時:7月20日(木) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1741人(札止め)

<第1試合 20分1本勝負>
●川人拓来 飯伏幸太
 10分20秒  ピンチェ・ロコ⇒体固め
〇エル・デスペラード ザック・セイバーJr.

<第2試合 20分1本勝負>
〇タイガーマスク 永田裕志 真壁刀義
8分51秒  飛びつき回転十字架固め
外道 石井智宏 後藤洋央紀

<第3試合 20分1本勝負>
●デビッド・フィンレー 棚橋弘至
 8分29秒  グラネード⇒片エビ固め
チェーズ・オーエンズ 〇バッドラック・ファレ

<第4試合 20分1本勝負>
●邪道  YOSHI-HASHI
 8分34秒  エビ固め
〇BUSHI 内藤哲也

<第5試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Bブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●小島聡
 11分48秒  パルプフリクション⇒片エビ固め
〇ジュース・ロビンソン
(1勝0敗=2点)

<第6試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Bブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●マイケル・エルガン
 13分46秒 変型ガンスタン⇒片エビ固め
〇タマ・トンガ
(1勝0敗=2点)

<第7試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Bブロック公式戦>
(1勝0敗=2点)
〇SANADA
 15分48秒  ラウンディングボディプレス⇒体固め
●“キング・オブ・ダークネス”EVIL
(0勝1敗=0点)

<第8試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Bブロック公式戦>
(1勝0敗=2点)
〇オカダ・カズチカ
 10分31秒  レッドインク※ギブアップ
●矢野通
(0勝1敗=0点)

<第9試合 30分1本勝負 『G1 CLIMAX 27』Bブロック公式戦>
(0勝1敗=0点)
●鈴木みのる
 21分24秒  片翼の天使⇒片エビ固め
〇ケニー・オメガ
(1勝0敗=2点)


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