9・23UFC日本大会『ファイトナイト・ジャパン』は、オヴィンス・サン・プルー vs. マウリシオ”ショーグン”フアが発表されたばかりだが、日本大会参戦候補が次々に消えて行った末の選択だった。ゲガール・ムサシは、今年4月8日に行われた『UFC 210』でクリス・ワイドマンにTKO勝ちを収め5連勝。しかし、契約条件が良くないと公言していたから、ストライクフォース時代から馴染みのベラトール行きが噂されていたが、このタイミングでの公式発表となった。
これで、ベンソン・ヘンダーソン、ロイ・ネルソンと、日本に馴染みのファイターがどんどん居なくなり、マウリシオ・ショーグンにオファーが回ってきたことになる。
なお、伝えられるところによると6試合契約であり、勝敗にかかわらず金額が増えるという年功序列的なベラトールらしいやり方だ。最初は小さいところから始まるので、大けがでもしてキャリアが早く終わればそれまでとなるリスクがある。但し、ビジネス的にも大一番だとPPV成約件数の歩合も入るから、最初の初陣や二戦目（恐らく重要）に勝利した場合、合計で低すぎるわけではない。逆に、契約最後のほうで負けが続いても、保証額が大きいという日本式である。
ちなみに、RIZINや、ロシアでボクシング試合をする許可も契約条項に入っており、悪名高きリーボックのギア着用義務含めて、縛りの少ないベラトールの方が魅力的となるのも仕方ないだろう。
▼マウリシオ・ショーグン降臨！9・23UFCファイトナイト・ジャパン
日本でもお馴染みのムサシ！2011年7月16日『DREAM JAPAN GP FINAL』より
＜第6試合 ライトヘビー級タイトルマッチ＞
○ゲガール・ムサシ(王者/オランダ)
1R 3:29 TKO(タオル投入)
●泉浩(挑戦者/日本)
