ブロック・レスナーが王座防衛!WWE グレート・ボールズ・オブ・ファイア2017






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 7月9日(現地時間・放送日)にテキサス州ダラスでWWEのPPV大会『WWE グレート・ボールズ・オブ・ファイア2017』が開催された。
 この大会のメインは現WWEユニバーサル王者であるブロック・レスナーにサモア・ジョーが挑戦する王座戦だ。元UFCヘビー級王者にもなった怪物ブロック・レスナーはWWEでもゴールドバーグに完敗した以外、負けという負けは見当たらないほど圧倒的な強さを誇っている。そんなレスナーを恐れない図太い神経なのがサモア・ジョーだ。試合は、開始前に奇襲したジョーが放送実況席にレスナーを叩きつけてしまう。試合が始まる前からダメージを負っているレスナーに対し、ジョーはMMA的な動きで攻めるが、レスナーもス―プレックスシティで反撃。それでもジョーはコキーナクラッチでレスナーを追い詰めるが、切り返したレスナーが必殺のF5を決める。一発でジョーは立ちあがる事が出来ずレスナーがフォール勝ちで完勝。圧倒的な強さを見せつけた。
 またロマン・レインズとブラウン・ストローマンの抗争も遂に救急車マッチで決着をつける事になった。救急車マッチとは相手を攻撃してあらかじめステージに用意された救急車の後ろの扉から相手を中に入れ外から鍵をしめれば勝ちというルールの試合形式である。試合は、レインズのスピアーを交わして救急車に突っ込ませたストローマンの勝利。しかし試合後、敗れたレインズが怒り狂いストローマンを救急車に押し込んでトラックと激突させるという暴挙を行った。番組GMのカート・アングルも心配して駆け付けるがストローマンはタフネスさを見せつけ、なんと自分で歩いて出てきたのだった。
 日本人スーパースター戸澤陽がキックオフショーでクルーザー級王者ネヴィルに挑んだ。タイタス・オニールと共に入場した戸澤は試合が始まるとアームドラッグ、サッカーボールキック、セントーン、延髄斬りと流れるように連続で攻撃を決めて試合を優勢に進めた。さらに戸澤はバックドロップを決めてトップロープに登るも、場外に逃げるネヴィルにトペ・スイシーダを2連続で決めてフォールするもカウント2。今度はネヴィルがコーナーからレッドアローを繰り出すも、これを回避した戸澤はフランケンシュタイナーからシャイニングウィザード、さらにトップロープからダイビングセントーンを決めるが、またしてもネヴィルが場外に逃げて戸澤はチャンスを逃してしまう。
 その驚異の運動量で試合を優位に進めていた戸澤だったが、最後はトップロープに乗せられると股間を強打。続けてそのロープをネヴィルが蹴り上げた上に、バックキックで戸澤を倒してフォール勝ち。ネヴィルが王座を防衛した。

■ WWE グレート・ボールズ・オブ・ファイア2017
日時:2017年7月9日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・テキサス州ダラス

<WWEユニバーサル王座タイトルマッチ>
○ブロック・レスナー(王者)
 ピンフォール
●サモア・ジョー(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ヒース・スレーター
 ピンフォール
●カート・ホーキンス

<救急車マッチ>
○ブラウン・ストローマン
 救急車葬
●ロマン・レインズ

<IC王座タイトルマッチ>
○ザ・ミズ(王者)
 ピンフォール
●ディーン・アンブローズ(挑戦者)

<RAW女子王座タイトルマッチ>
○サシャ・バンクス(挑戦者)
 リングアウト
●アレクサ・ブリス(王者)
※リングアウトで王座移動せず

<RAWタッグ王座30分アイアンマンマッチ>
○シェイマス、セザーロ(王者)
 4-3
●ハーディ・ボーイズ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ビッグ・キャス
 ピンフォール
●エンツォ・アモーレ

<シングルマッチ>
○ブレイ・ワイアット
 ピンフォール
●セス・ロリンズ

KICKOFFショー
<クルーザー級王座タイトルマッチ>
○ネヴィル(王者)
 ピンフォール
●戸澤陽(挑戦者)


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