6・29火の国格闘伝説LEGEND7 ノブハヤシ反則膝に屈す。自演乙「ジャッジメントですの」小猪木が「ダー」

 熊本県を中心に格闘技大会「LEGEND」を開催している株式会社レジェンド主催、ドージョーチャクリキ・ジャパン協力による熊本復興祈念イベント『火の国格闘伝説 LEGEND7』が行われた。
 アントニオ小猪木によるプロレス、長島☆自演乙☆雄一郎によるエキジビジョン、ノブハヤシ他出場のキック等全7試合行われ、満員の観衆を魅了した。
 最後はアントニオ小猪木が「ダー」で大会を締めた。

■ 〜熊本復興祈念イベント〜火の国格闘伝説 LEGEND7
日時:6月29日(木) 19:30開始
会場:ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ ストリングスの間

<第1試合 63kg契約トーナメント一回戦 3分3R>
〇マサ佐藤(英雄伝説64kg全アジア王者/名護ムエタイスクール)
 2R 1分33秒 TKO
●関幸一郎(ELEPHAS)

 試合開始直後から遮二無二前へと出る幸一郎。しかし昨年度の英雄伝説王者のマサは動じず、がっしりと構え、得意のローキックで試合を組み立てる。1R終了直前には鮮やかな右ストレートで幸一郎よりダウンを奪う。2R目もマサの勢いは止まらず、開始早々もきれいな右ストレートを決めて再度のダウンを奪い、ここからはローキックを中心にマサの一方的な展開となり、最後も右ローキックで止めを刺した。これでマサ佐藤がトーナメント決勝へ進出。

<第2試合 63kg契約トーナメント一回戦 3分3R>

〇ダルビッシュ黒木(KING EXCEED)
 3R 1分15秒 KO
●こうじ(RAWKUS GYM)


 リーチで劣るこうじは大きく距離を取って、一気に前へ突っ込みパンチをヒットさせる戦法。1R終盤にはパンチのラッシュを見せて客席を大いに沸かせる。2Rでは積極的にキック中心の攻めに出た黒木。必殺のヒザ蹴りをヒットさせ、こうじからダウンを奪う。その後、一気に決めようとした黒木は首相撲から連発でヒザを入れてしまい、本大会ルール上の反則となり減点1を宣告される。落ち着きを取り戻した黒木は3R、冷静にこうじをコーナーに追い詰め、的確に一発ずつヒザ蹴りをボディに打ち込む。3発目を喰らったこうじは崩れ落ち、根性で立ち上がったが10カウントが告げられた。ダルビッシュ黒木、決勝戦進出!

<第3試合 ヘビー級 キック 3分3R>

●長谷川獣兵衛(初代J-NETWORKヘビー級王者)
 判定28-29、28-29、28-29
○KENTA(秀心塾)



 長谷川95kg、KENTA102kg、パワフルな巨漢同士の一戦。開始早々からヘビー級のパンチが交錯し会場がどよめく。右の大振りのパンチをヒットさせたKENTAが長谷川を大きく揺るがせ、追撃のパンチで長谷川はロープにもたれ掛かるように倒れてダウンを喫した。2R、3Rは初代J-NETWORKヘビー級王者の意地を見せ、長谷川がパンチを中心に反撃に転じるも、やや息が上がりながらもKENTAも粘りを見せ、一方的な展開は許さない。結局、1Rのダウンが勝敗の鍵となり、地元選手のKENTAが元日本王者を破るという金星を達成した。

<第4試合 プロレスリング 30分1本勝負>

●アントニオ小猪木
 11分45秒 体固め
〇阿蘇山





 190cm、120kgの巨漢、阿蘇山と158cm、55kgの小猪木では誰の目にも体格差が歴然。果敢に攻撃を試みる小猪木だが、阿蘇山にはハエが飛び回っているようにしか感じない。それならばと小猪木は、平直行レフェリーをそそのかし、2人掛かりでのブレーンバスターを決める。その後は場外戦に発展し、赤コーナー花道で小猪木がドロップキック! リングに戻ってはニードロップの雨あられ! 果敢に阿蘇山を攻め捲った。しかし阿蘇山のボディスラム一発で形勢は逆転。何度も小猪木がリング上でバウンドする程のド迫力に観衆は騒然! 最後はマグマプレスを完璧に決めて小猪木を圧殺した。

<第5試合 エキジビション 2分2R>

長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)
 エジジ戦により勝敗無し
恭平(Mount Hill)



 お馴染み、『とある』シリーズ白井黒子のコスプレで入場した自演乙にヤンヤの歓声が飛ぶ。一方の恭平も地元熊本でミノワマン、クラット・ビターリ、J.Z.カルバンなどの強豪を迎え撃ってきた名物選手。エキジビション戦ながらリング上に注目が集まった。開始早々、自演乙の胴回し回転蹴りにどよめきが起きる。次々と鋭い攻撃を繰り出して行く自演乙に対し、顔を歪めながらも、必死にパンチを返して行く恭平。2R終了後、自演乙はマイクで「ちょっと息が上がっちゃいました。いやいや、思ったより恭平選手、やりますね」と対戦相手の恭平選手を讃え、両者に惜しみない拍手が送られた。

<セミファイナル 第6試合 63kg契約トーナメント決勝戦 3分3R>
〇マサ佐藤(英雄伝説64kg全アジア王者/名護ムエタイスクール)
 判定30-28、30-28、30-28
●ダルビッシュ黒木(KING EXCEED)



 昨年の英雄伝説全アジアトーナメントでも実現しなかったマサ佐藤vsダルビッシュ黒木の一戦が熊本LEGENDにて実現。トーナメント決勝戦は1Rより高い緊張感の攻防が続いた。ほぼ互角の1Rだったが、2R以降、マサ佐藤のローキックが徐々に黒木の足を殺して行く。3Rにはかなりローが効いてきたが、黒木も意地での踏ん張りを見せて気力を振り絞って反撃を行う。両者のプライドがぶつかり合った濃密な好勝負の3Rはあっという間に過ぎた。ローキックを軸に2R、3Rを有利に進めたマサが判定勝利。英雄伝説全アジア王者の強さをLEGENDトーナメントでも見せつけた。本戦は本大会のベストバウトだった。

<メインイベント 第7試合 ヘビー級キック 3分3R>
●ノブ ハヤシ(ドージョーチャクリキ・ジャパン)
 2R 0分45秒 TKO
○ピーターソン・シャカル(T.B.NATION)


 試合開始早々、シャカルが反則のヒザ関節蹴りを放ち、平レフェリーが直ぐさま試合を中断。この反則行為によりシャカルにはイエローカード、減点1が宣告される。ヒザにダメージの残るノブだが気力で立ち上がり試合再開。2R、ノブのパンチによりシャカルが大きくぐらつくが、逆にパンチの打合いをシャカルが制し、ノブからダウンを奪う。続いても大振りのフックを当ててノブを倒しTKO勝ちを収めた。序盤の関節蹴りでヒザにダメージを負ったノブは悔し過ぎる敗戦。「もう一度、INOKI ISMのトーナメント決勝できちんと戦いたい」と再戦への決意を語った。


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