マルチン・ティプラ新王者!8・15『M-1 Challenge 50』

(C)M-1

 2014年8月15日にロシア・サンクトペテルブルクで『M-1 Challenge 50』が開催された。今回は50回目の記念大会という事でヘビー級、ライトヘビー級の2大タイトルマッチが組まれた。

 ヘビー級王座戦はなんと、ポーランド人同士の対決となった。M-1ヘビー級の顔であったケニー・ガーナーを下してついに王座に上りつめたダミアン・グラボウスキーに挑戦するのはMMA無敗(10戦全勝)、チャバン・カやコンスタンチン・グルホフという強豪相手にも1Rで勝利してきたマルチン・ティプラだ。実力拮抗と思われたが試合はティブラが圧倒。ロープ際で上手くテイクダウンに成功すると、そのままノースサウスチョーク。これが極まってティブラが一本勝ち。新ヘビー級王座に輝いたようだ。

 ライトヘビー級戦は、M-1初参戦でいきなり、ヴィクター・ネムコフの王座への挑戦者に抜擢され、激戦の末、判定勝ちで新王者に輝いたドイツ人、 ステファン・プッツに、ブラジル人柔術黒帯というルイス・フェルナンド・ミランダが挑んだ。試合は、1Rからグランドで上をとるプッツ。1Rこそ柔術家らしく下からの仕掛けであわやという場面も作ったミランダだが、2Rはプッツの前に防戦一方で最後はバックを取られてチョークでプッツが一本勝ち。見事に王座防衛を果たした。

 11月には中国進出も決定しており、なんとあの石井慧が出場予定。精力的に世界中でMMAを広めているM-1はこれから発展するだろう。

M-1オフィシャルホームページ

■ M-1 Challenge 50
日時:2014年8月15日
場所:ロシア・サンクトペテルブルク 

<ヘビー級タイトルマッチ>
○マルチン・ティプラ(挑戦者)
 1R 1分28秒 ノースサウスチョーク
●ダミアン・グラボウスキー(王者)

<ライトヘビー級タイトルマッチ>
○ステファン・プッツ(王者)
 2R 4分31秒 チョークスリーパー
●ルイス・フェルナンド・ミランダ(挑戦者)

<ウェルター級>
○ダニエル・タベラ
 判定
●イリヤ・ドデリキン

<フェザー級>
○アイバン・ブシンガー
 判定
●ミハイル・マユティン

電子書籍拡大版はマット界舞台裏8月28日号IGF北朝鮮K-1MAXタイTNA延命Sスラム大日本3連戦潮崎諏訪魔Teensに収録されました。

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