新日本プロレス6・15『LION’S GATE PROJECT6』が満員札止めの新宿FACEで行われた。
第1試合はエル・デスペラードがヌメロ・ドス(マフラーホールド)で八木を一蹴。
第2試合は海野と川人が名チーム・邪道&外道に若さで挑むも、若手相手にグリーンキラーを温存したベテランに屈した。
第3試合は『LION’S GATE』ではお馴染みダイナソーが天山の伝家の宝刀に尻尾がロープに届かず沈んだ。
第4試合は、満員の観衆を沸かせるこれぞヘビー級のプロレスラーという身体のぶつかり合いから、北村のアルゼンチンをかきむしりで脱した中西が逆に担ぎ上げて勝利。
第5試合、全日の旗を掲げて颯爽と登場した靑柳は、つめかけた全日ファンの声援を受けて奮戦したが、鈴木戦を前に負けられないYOSHI-HASHIがバタフライロックで振り切った。
メーンはKAIENTAI-DOJOから新日勢に割って入った吉田が健闘。再三コーナーの永田を挑発し、場外でもみ合って小島のラリアートを呼び込んだ。
若手とベテラン、他団体の歯車がガッチリ噛み合った興行を、小島がマイクで締めた。
■ 新日本プロレス LION’S GATE PROJECT6
日時:6月15日(木) 18:00開場 19:00開始
会場:東京・新宿FACE
観衆:467人(札止め)
<第1試合 15分1本勝負>
●八木哲大
7分46秒 ヌメロ・ドス
〇エル・デスペラード
<第2試合 20分1本勝負>
●海野翔太 川人拓来
10分45秒 クロスフェースオブJADO
〇邪道 外道
<第3試合 20分1本勝負>
タイガーマスク 〇天山広吉
11分15秒 アナコンダバイス
●ダイナソー拓真 野村 卓矢
<第4試合 30分1本勝負>
〇中西学
6分54秒 アルゼンチンバックブリーカー
●北村 克哉
<第5試合 30分1本勝負>
〇YOSHI-HASHI
11分33秒 バタフライロック
●青柳優馬
<第6試合 30分1本勝負>
●岡倫之 永田裕志
17分32秒 ラリアート⇒体固め
吉田綾斗 〇小島聡
6・15終了を受けて、次戦7・4『LION’S GATE PROJECT7』のカードが発表された。
1試合目、青森出身のみちのくヤングライオン成田連が海野翔太を相手にデビュー戦を行う。リングサイドの182cmの長身はファンにはお馴染み。野球、剣道、レスリング経験者ということで要注目。
2試合目は、K-DOJOからTAKAみちのくが出陣。第3試合はお馴染みダイナソーが天山とタッグ結成。対戦相手は北村&中西の野獣コンビで、怪獣大戦争勃発。
第4試合はなんとデュック東郷が来襲、6・20後楽園で棚橋と組んでL.I.J戦が控える川人と対戦する。第5試合は、『G1 CLIMAX 27』開幕を2週間後に睨んでの小島対岡。なんと岡が「勝ったらG1」をアピールしており、要注目の一戦となった。
第5試合は鈴木みのる戦後に全日勢と再度相まみえるYOSHI-HASHI。全日との対抗戦への出撃はあるのかが注目点。
メーンは、6・15のタッグ対決で再三永田に突っかかった吉田がシングルで再戦する。
以上全7試合で、ベテラン対ヤングライオンが4試合組まれた。
小島がマイクで「ベテランにとっても大事な大会になっている」と吐露したのがより濃くなった次戦。
多人数タッグで特にテーマのない試合が多いシリーズに埋もれがちなベテランにとって貴重なアピールの場になっているということだろう。
だが、負けても失うもののない若手と違い、説得力のある勝利を観客にアピールしなくてはならないというのは、実はそうとうなプレッシャーで、酷なマッチメークだとも思える。
いっそ新日マスターズを企画するべきではないだろうか。
■ LION’S GATE PROJECT7
日時:7月4日(火) 18:00開場 19:00開始
会場:東京・新宿FACE
<第1試合 10分1本勝負 成田蓮デビュー戦>
海野翔太
vs.
成田蓮
<第2試合 15分1本勝負>
八木哲大
vs.
TAKAみちのく
<第3試合 20分1本勝負>
ダイナソー拓真 天山広吉
vs.
北村克哉 中西学
<第4試合 20分1本勝負>
川人拓来
vs.
ディック東郷
<第5試合 30分1本勝負>
岡倫之
vs.
小島聡
<第6試合 30分1本勝負>
YOSHI-HASHI
vs.
岩本煌史
<第7試合 30分1本勝負>
永田裕志
vs.
吉田綾斗
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