ハム子の実娘いぶき、もちの代役で鮮烈デビュー!いきなり母娘タッグ結成で王者挑戦~アイスリボン北海道

 絶好調アイスリボンの北海道2連戦をトラブルが襲った。まずは大会前、宮城もちが左腓腹筋肉断裂により欠場が発表された。そのため、6・10函館では急遽、第1試合の勝者がセミファイナルでつくしと対戦。そして翌6・11札幌では、5・28両国での引き分け剥奪を受けた王座決定戦の星ハム子のパートナーに、もちの代役として、なんと実娘の「星いぶき」が急遽デビュー戦を行った。

 そもそも単身上京したハム子と、残されたいぶきは10年の間、北海道と埼玉に分かれて生活していたが、実は今春より住居を道場近隣に移転、学校も転校。アイスリボンに入門し、練習を重ねたいぶきは今春以前も夏期休暇などを利用して道場に通っていたこともあり、当初は札幌大会での入団発表、エキシビジョンを経て、6月25日横浜リボンでのデビューが計画されていた。
 だが、今回の緊急事態を受けて「母のピンチに私が力になれるのであれば」と泣かせる言葉でもちの代役に志願。11日札幌リボンのメーンイベントで、いきなりタイトルマッチ抜擢でのデビュー戦となった。
 急増ながらも、さすがの母娘タッグでの試合は20分を超す熱戦となったが、最期は母ハム子がつくしのタイガースープレックス・ホールドに沈んだ。

 メーンでのもちの代役つくしの登場は不幸中の幸いだったが、それに先立つ第3試合では前日2試合の藤田あかねが脳震盪をおこし、大事をとって6・14シードリング仙台出場を回避する事態となった。
 以前にも腰の怪我で長期欠場を余儀なくされた藤田だけに、まずは療養に専念してもらいたいところ。
 なお、14日仙台シードリングには星ハム子が参戦する。

■ アイスリボン札幌大会「札幌リボン2017」
日時:6月11日(日) 12時試合開始/11時30分開始
会場:ススキノ・マルスジム
観衆:235人

<第1試合 タッグマッチ20分1本勝負>
世羅りさ ○雪妃真矢
 13分48秒 スノウトーンボム⇒片エビ固め
弓李 ●松屋うの

<第2試合 タッグマッチ20分1本勝負20分1本勝負>
松本都 ●吉野達彦(大日本プロレス)
 11分40秒 オオキドプレス⇒体固め
〇浜亮太 トトロさつき

<第3試合 タッグマッチ20分1本勝負>
○藤本つかさ 中島安里紗(SEAdLINNNG)
 18分59秒 ビーナスシュート⇒片エビ固め
山下りな(OSAKA女子) ●藤田あかね

<第4試合 シングルマッチ30分1本勝負>
○長崎まる子
 12分11秒 雪崩式まる投げ⇒エビ固め
●テキーラ沙弥

<第5試合 インターナショナルリボンタッグ王座決定戦 時間無制限1本勝負>
●星ハム子 星いぶき
 20分32秒 タイガー・スープレックス・ホールド
〇つくし 柊くるみ
※つくし、くるみ組が第41代インターナショナルリボンタッグ王者に

■ アイスリボン函館大会「函館リボン2017」
日時:6月10日(土) 13時試合開始 12時30分開場
会場:函館市亀田福祉センター
観衆:140人

<第1試合 シングルマッチ10分1本勝負>
○藤田あかね
 6分02秒 みかんでポン⇒片エビ固め
●弓李
※勝者がセミファイナルに出場

<第2試合 タッグマッチ20分1本勝負>
○松本都 池田昌樹(北都プロレス)
 9分34秒 マンマミーアZ⇒片エビ固め
松屋うの 河原成幸(北都プロレス) ×

<第3試合 タッグマッチ20分1本勝負>
○藤本つかさ 中島安里紗(SEAdLINNNG)
 15分24秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド
雪妃真矢 ●長崎まる子

<第4試合 タッグマッチ20分1本勝負>
○星ハム子 山下りな(OSAKA女子)
 12分54秒 ダイビングボディプレス⇒片エビ固め
柊くるみ ●トトロさつき

<第5試合 シングルマッチ20分1本勝負>
○つくし
 12分54秒 ハルカゼ
●藤田あかね

<第6試合 ICE×∞選手権試合 30分1本勝負>
[王者]○世羅りさ
 12分20秒 ダイビングダブルニードロップ⇒片エビ固め
[挑戦者]●テキーラ沙弥
※第24王者4度目の防衛に成功


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