[ファイトクラブ]猪木ブランド商売アキレス腱NEW~ISM旗揚げ~サイモン猪木「目を覚ましてください」

[週刊ファイト6月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼猪木ブランド商売アキレス腱NEW~サイモン猪木「目を覚ましてください」
 Photo & Text by 今泉克巳 with 編集部
・「整理か存続か」6.2N.E.W. 2nd Series後楽園ホール大会の十字架
・村上会(村上和成&佐藤耕平)が大暴れで奥田をKO、鈴川にブーイング
・船木誠勝Oneシンガポールtapout青木真也に7年ぶり関節技負け裏
・田中稔&金本浩二組がゆでたまご二世中井光義にサソリ固め+進祐哉
・全試合グラフ再現!

 すべてはアントニオ猪木が再び議員先生に当選してしまったことに端を発する。最初の任期の末期、どれだけスキャンダルまみれだったかを覚えているなら、立候補自体がありえないことにも思えたのだが、プロレスファンは寛容なのか、都合のイイようにもの忘れが激しいのか・・・(笑)。そして国会への返り咲きが始まると、世間からのプレッシャーとしても「プロレス卒業」にならざるを得ない。IGFのリングに、猪木劇場のコーナーだけコントを演じても、本人が大会にどの選手が出ているのかも知らないのがミエミエになれば、「猪木さんだから」と資金を出していたスポンサーたちも離れていく。
 事態にドドメを刺したのは、業界では長らく「書いてはいけない」と注意されてきたズッコ女帝こと、橋本田鶴子さんが正妻の座に就いたこと。こうなると、イノキの名を冠したIGFの存在意義が問われてくる。まして、イノキ姓を名乗る娘婿だったサイモン猪木であるが、すでに離婚しているからイノキ利権の後継者争いから遠くなってしまった事情もあろう。


 5月18日(木)の深夜、BS11にて「イノキゲノム劇場」が放送された。鈴川真一、奥田啓介を番組ゲストに招き、4・5 NEW旗揚げ戦、4・20新宿大会、4・30春日部大会のハイライトを紹介していた。一般の馴染みはないチャンネルBS11とはいえ、BS放送が受信できているなら普通に楽しめる局である。番組は名称からして「イノキ」だし、猪木の等身大パネルなど、やはり猪木ブランドに頼った商売であった。
 しかし、「カール・ゴッチのお墓を日本に建てる」との不思議なお題目を掲げる『ism』なる大会の開催発表により、新生IGFであるNEWを取り巻く状況は一変する。なんでもきっかけは、SHOW大谷のやっている有料ブロマガに、かのテレ朝の『プロレス総選挙』をインチキ呼ばわりした座談会があって、1位になった御大・猪木が激怒して「名誉棄損」だと、イノキ・ブランドを管轄するコーラルゼット株式会社が、例によって内容証明を送りつけたことからだそうだ。

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