[ファイトクラブ]全日三冠王座移動~新日Best of Super Jr.~RIZIN発表~WWE中邑真輔~ルチャ暴走

[週刊ファイト6月1日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼全日三冠王座移動~新日Best of Super Jr.~RIZIN発表~WWE中邑真輔~ルチャ暴走
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・ジンダー・マハルって誰やねん?PPV大会『バックラッシュ』王座交代
・アントニオ猪木環状線理論とUFCコナー・マクレガー、ロンダ・ラウジー
・息子が選手でRIZINに出ている42歳山本美憂ヌード写真集出版と会見
・CMLL大揺れ騒動メキシコ炎上中!マキシモ、ラ・マスカラらを解雇処分
・ミスターポーゴ入院前の密談!電流爆破で救急搬送の顛末
・中邑真輔、ヒデオ・イタミ、アスカ~視聴率不振WWEの課題とは?

―― 今週は5・21全日本プロレス後楽園ホール大会で、石川修司が宮原健斗を下して三冠ヘビー級王者になりました。新日本プロレスは、何度も後楽園と地方を往復する日程で『ベスト・オブ・スーパージュニア』開催中です。今年が最後の参加という獣神サンダー・ライガーは、本稿締め切り時点で連敗続き。早くも優勝戦線から脱落のようです。

オフレコ 先週号の有料箇所に、全日の具体的な数字を出したビジネス分析やったばかりでしょ? ノアとはだいぶ差が開いたという・・・。白石伸生オーナーが引っ掻き回した時期を経て、秋山準社長率いる新生・全日本は再生を果たした。長期に及んだ宮原政権になって、経営が安定したのだから彼の貢献は大いに評価しないと。そして、本誌が分析をやった途端、ちょうど良いタイミングで三冠王座は交代と。

―― ユニオン・プロレスが解散となった際、石川は全日入団を望んだのですが、その時点ではまだまだ全日は安定してなかったから、そんなにうまくは世の中進まなかった。しかしここにきて、歯車が合ったということなんでしょう。

オフレコ 今度は、宮原がベルトを追いかける立場になって、今度は諏訪魔と一騎打ち。業界用語で「回していく」というやつだね。実際、うまく回っている。

―― 先週号の有料箇所は預言者の記事だったという点では、いかにインドが重要かとTNAの輸出戦略と絡めて書いたら、PPV大会『バックラッシュ2017』にて、インド人選手ジンダー・マハルが、ランディ・オートンを下してWWE世界王者になりました。


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オフレコ ジンダー・マハルって誰やねん?という・・・。「この王座交代劇にはコロンボ刑事も困った」という現地の笑える記事も目にしたけど、ちゃんと週刊ファイトを定期購読している方には、つい昨年まで無名だったインド人の腰にベルトが巻かれても驚かない。ちなみに、本当はカナダ出身なんだけど・・・(笑)。

―― WWEは本稿後半でまたやりますが、今週の格闘技界はどうですか? ロンダ・ラウジーの動画があっという間に再生240万回超えたそうです。

アントニオ猪木環状線理論とUFCコナー・マクレガー、ロンダ・ラウジー

オフレコ 短くちょこっと傷だらけの両手の勲章を語っただけなんだけどね。実質引退状態でもなお、世間一般の格闘技ファンの関心と興味を集めているという。

―― 当然ですよ。アントニオ猪木の環状線の理論でいくなら、ライト層ファンの一番外枠にもひっかかる名前がロンダ・ラウジーであり、コナー・マクレガーなんですから。だから、女優の仕事もバンバン来ている。

オフレコ BABYMETAL♪ギミチョコ!!のYouTube再生回数は7200万回超えてるよ。

―― (無視する)

オフレコ やはり今週は、英国テロで10代の子供たちが犠牲になった衝撃ニュースが大きいから。マンチェスターのGIGはアリアナ・グランデのだった。YUI-METALのお気に入りアーティストだね。
「ゆいちゃんまじゆいちゃん」の水野由結。

―― UFCに関するなら、マクレガーvs.メイウェザーのニュースというのは、あくまでダナ・ホワイトと、配下選手であるマクレガーが、ボクシング戦に出ることに合意したというだけであって、ダナ・ホワイトと、悪名高きメイウェザー陣営が契約したわけではありません。最初っから、収益の大きな割合はメイウェザー陣営が持っていく条件にならない限り、実現しないカードです。

オフレコ ボクシング・ルールで闘う、と。それで負けても、これまでのUFCの激闘のどれよりもワンマッチで多く稼げるなら、マクレガーにとっても不満はないというだけ。LAタイムスには「実現は難しい」との観測記事も出ていた。先走ってもいけないという・・・。

―― 問題は、実現するか否かよりも、このニュースに振り回されて、肝心のマクレガーのUFC試合がなかなか組まれないんじゃ、それは新生UFCにとっても収益機会を失っていることになります。

オフレコ 借金だらけの新組織なのに、ロンダがいなくなって、看板となるビッグネーム選手によって100万件超えのPPV大会を企画できなくなっている状況は好ましくない。

息子が選手でRIZINに出ている42歳山本美憂ヌード写真集出版と会見


―― 別項にして収録のように、RIZINのカード発表会見もありました。

オフレコ 業界人的には、やっぱり10月の会場が確保できてないことが判明したという・・・。これも本誌5月25日号、先週のファイトクラブに書いたことだね。2年ぶり9・23さいたまスーパーアリーナ大会が、紆余曲折の末に正式発表になったから。

―― 専門誌的には、北岡悟が吼えてたとか、堀口恭司vs.所英男が決まったことを見出しにするのでしょうけど、FUJIYAMA FIGHT CLUBを見ている限り、「誰がギャビをやるのか」シリーズの女子プロ劇場ばっかりです。別に文句はありません。それこそアントニオ猪木環状線理論の、末端にいるライト層の関心事ですから。

オフレコ 視聴率では、RENAや一度も総合で勝ってない山本美憂、そしてKINGレイナが文字通りの女王だからね。現実やな。

―― 息子が選手でRIZINに出ている42歳のおばさんが、ヌード写真集出版ですよ。それを記者会見でも、堂々と広げてアピールしてたんだから、本物の最強です。恐れ入ります。


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