[ファイトクラブ] 居合パンチャー町田光 KNOCK OUT 秘密特訓

[週刊ファイト6月1日号]収録 [ファイトクラブ] 公開中

<町田光インタビュー by 伊藤三世>
■6・17 KNOCK OUTへの意気込み
■プロレスのマスクマンに憧れた時代
■大仁田の7度目の引退に思う事
■平直之氏に授かった新たな特訓


今年の1月3日に開催された異種格闘技イベント「巌流島」では、キックボクシングのチャンピオンである町田光選手が出場し、インドレスリング「コシティ」の強豪のカトカデ選手から見事勝利を収めた。

巌流島の公式サイトでは、大会後に各選手や関係者が大会を振り返るブロマガを掲載するのが恒例となっているが、1・3の大会後には複数人が町田光の試合を取り上げていた。


<巌流島 公式ブロマガ>
https://ganryujima.jp/?post_type=grjm_budo


その一人が、巌流島でレフェリーを務める平直之氏。 漫画「グラップラー刃牙」のモデルとなった事でも知られる格闘家である。

平氏は武道や武術への関心も高く、中国武術や太気拳、日本の古武術である柳生心眼流などを学んでいる。

巌流島のブロマガでは「町田光はもっと光る」 と、そのポテンシャルを高く評価し、最後には「町田選手、うちに話を聞きに来ないかな? 」と、投げ掛けをしていた。


■町田光はもっと光る! ダジャレから始まる格闘技にはない武術の奥義とは?
https://ganryujima.jp/?grjm_budo=%E7%94%BA%E7%94%B0%E5%85%89%E3%81%AF%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E5%85%89%E3%82%8B%EF%BC%81-%E3%83%80%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%A0%BC%E9%97%98%E6%8A%80


その後、町田光は平氏に会いに行ったのだろうか?

そして、町田は2月に行われたキックボクシングイベント「KNOCK OUT」で、山口侑馬と対戦し、肘攻撃によりTKO負けを喫した。


対戦相手のDJ.taiki選手がケガにより、直前で対戦相手が変更になる不運に見舞われたものの、町田は30歳までにキックボクシングで食べて行けなければ「引退」を表明しており、「KNOCK OUT」での勝利は現役を続行する為にも、絶対に落とせない一戦であった。


■ 2・12『KNOCK OUT』で世界を変える!! 町田光の「引退」を賭けた勝負の年
https://miruhon.net/59553


町田は4月から開幕する「KNOCK OUT」ライト級トーナメントにもエントリーされていたが、連戦によるダメージの回復の為に長期休養を発表。

4月の開幕戦は欠場したものの、6月からトーナメント参戦が決定し、7月に誕生日を迎える町田にとっては、これがラストチャンスとなる。

今年は邪道 大仁田厚が還暦を迎え、7度目の引退を予定しているが、町田光は今後どの様なドラマを生み出すのか?

今回はそんな注目の町田光選手に取材を行った。


【町田光 インタビュー】

― 6・17「KNOCK OUT」ライト級トーナメントの試合が、いよいよ迫って来ました。 調子はいかがですか?

町田 「少しずつ自分の戦い方が見えて来ました。なので不安もありますが、楽しみもあります!」

― 今年は邪道 大仁田厚が、還暦を迎え7度目の引退を発表しています。 今度こそ本当だと。

町田さんも30歳になるまでに格闘技で食べて行けなければ「引退」を表明しています。 7月が誕生日ですので、6月のライト級トーナメントがラストチャンスとなります。 その辺の心境や覚悟はいかがですか?

町田 「引退はトーナメントが終わるまでは考えないで置きます。 このトーナメントで優勝する事が、現役続行につながると思っています。」

― アントニオ猪木の如く「出る前に負けること考えるバカいるかよ」と。 ご自身の公式ブログでは「トーナメントでは、面白い試合をしようなんて思わない。」 と書かれていましたね。


【町田光の居合パンチャー日誌】
■どうしても成し遂げたい
http://ameblo.jp/19891119m/entry-12263262555.html


 

町田さんはオリジナルの必殺技も魅力ですが、勝ちに徹した時の殺気を帯びた試合も魅力の一つだと思っています。私は「殺気を帯びたオリジナルムーブ」が町田さんの理想形だと思っていますが、今回はとにかく勝つことが最優先だと?

町田 「はい!とにかく勝つ事ですね!結果を出さない事にはこの先は無いと思っています。」

― 分かりました。ところで町田さんは、FMWのハヤブサ選手のファンだったそうですね。今年は12年ぶりに「ファイプロ」という人気プロレスゲームの復活が話題となっています。 ファイプロはやっていましたか?


■ プロレス洗脳教育ゲーム復活 ~ なぜ「ファイプロ」はコアファンを生み出したのか?~https://miruhon.net/64919


 

町田 「ファイプロはやっていましたよ♪ 友達でワイワイと言うより、エディットでオリジナルレスラーを作り、一人で遊んでました。 楽しかったのは「ファイプロ」で、影響を強く受けたのが「闘魂列伝」ですね。それまで全く格闘技に興味が無かったのですが、「闘魂列伝4」をやって初めてプロレスの 面白さを知りました。それから一気にハマって、新日本→FMWという流れで、ハヤブサを知りました。 それで最初は、マスクマンのプロレスラーになりたいと思いました。」

― なるほど、面白いですね。 新日本からFMWに関心が移ったのは、ハヤブサの影響が大きかったと。

町田 「ただハヤブサがかっこ良かった。という理由だけですね。当時は大仁田嫌いでした。」

― そうなんですね(笑) どんなところが嫌いだったんですか?

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