ロウ・キーがXディビジョン王座防衛!インパクト・レスリング!


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 5月18日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、アルティメットXマッチでXディビジョン王座戦が行われた。アルティメットXマッチは、 Xディビジョンの3人以上のレスラーによって争われる。リングの四隅から立ち上がる金属の2本のケーブルがリングの中央から15フィート上を横切る特殊なリングで試合が行われる。ラダーマッチと同様に、ケーブルが交差するところから物体(通常はベルトまたは大きな赤い “X”)が吊るされ、それを奪ったレスラーが勝利となる。試合は王者ロウ・キーと挑戦者、アンドリュー、トレヴァー・リーの3人で争われ、激しい攻防になるも、最後は挑戦者2人を落としたロウ・キーがベルトを奪い王座防衛となった。
 また、抗争を続けるジェームス・ストームとイーサン・カーター3世だが、試合を前GFW世界ヘビー級王者である出戻りのマグナスが見守っていた。試合中にストームと口論になると番組のシナリオライターであるブルース・プリチャードが怒ってマグナスをバックステージに戻してしまった。そして試合が続行されたが、今度はイーサンが皮ベルトを使ってストームを攻撃しようとする。凶器攻撃なのでレフェリーが制すると今後はイーサンはレフェリーに暴行。結果、イーサンの反則負けになってしまった。試合後もストームとイーサンが小競り合いすると、そこにマグナスも再び現れ一触即発となってしまった。ここにプリチャードが現れ、こうなったら3人に3WAYマッチを行い、勝者が次回PPV大会「スラミーバザーリー2017」でボビー・ラシュリーの保持するTNA世界ヘビー級王座へ挑戦する事にしようと決めてしまったのだった。乱闘を繰り返す3人の因縁はどの様な形で決着するのだろうか?
 更に創始者ジェフ・ジャレットが番組を仕切るようになり、実況アナウンサーがジェレミー・ボラッシュとジョシュ・マシューズと2人になり常に喧嘩をしているのだが、この2人も次回PPV大会で決着をつけることになった。ボラッシュにはジョセフ・パーク(アビス)が付いているので、マシューズも誰かパートナーを見つけないといけなくなりそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2017年5月18日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド

<Xディビジョン王座アルティメットX3WAYマッチ>
○ロウ・キー(王者)
 ベルト奪取
●アンドリュー・エヴァレット(挑戦者)、トレヴァー・リー(挑戦者)

<GFW女子王座タイトルマッチ>
○シエナ(王者)
 ピンフォール
●ODB(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ジェームス・ストーム
 反則
●イーサン・カーター3世

<シングルマッチ>
○コンゴ・コング
 ピンフォール
●ブラントン・サッター

<GFWタッグ王座決定トーナメント一回戦>
○LAX
 ピンフォール
●ラレド・キッド、ガルサJr.

【TNA危機情報はマット界舞台裏の巻頭記事が詳しいです】

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憶測広がるジェフ・ジャレットTNA登場と船木誠勝WRESTLE-1退団
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▼新日から女子プロ WWEレッスルマニアからTNA完全崩壊まで
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▼RIZIN前進 UFCコナー・マクレガー騒動 TNA陥落 チャイナ訃報
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 震災のため新日本プロレスの熊本PPV大会が飛んだが、英国のウィル・オスプレイと年間契約した件はオモテに出てないようだ。他では拾えない裏ネタ満載の本誌が業界関係者には必読とされる所以だが、普通に考えるならこの一週間の話題はUFCコナー・マクレガー引退騒動と『RIZIN.1』があり、月曜生TV戦争時代に全米で覚えられた男と戦うチャイナが亡くなったことだろうか。曙の『王道』プロモーション旗揚げ戦は、客入り含めて余り話題にならなかったが、TNAがいよいよ崩壊カウントダウンの報もまた、本誌でしかフォローされてないのは残念だ。さて・・・