サイモン・マーカスが王座返り咲き!グローリー40コペンハーゲン


(C)GLORY

 4月29日(現地時間)にデンマーク・コペンハーゲンで『GLORY 40 Copenhagen』が開催された。
 K-1失速後、世界最大のキック団体となっているグローリーだが、最近は米テレビ局と長期契約、UFCファイトパスと契約でネット生配信もはじまり、勢いに乗っている。一時は北米進出にこだわるあまり失速していたものの、現在は本拠地である欧州を中心に戻し再スタートした事が成功したようだ。
 今大会はミドル級王座戦が組まれ、王者ジェイソン・ウィルニスが前王者であるサイモン・マーカスを迎え撃った。元々、グローリーのミドル級王者は絶対王者としてオーテム・レヴィンが君臨していたのだが、マーカスとの防衛戦でレフェリーのミスジャッジに激怒して試合放棄した為、マーカスが新王者になった。このままマーカス時代到来と思われたが、今度はマーカスがジェイソン・ウィルニスにKO負けして王座を明け渡してしまったのだった。そして、リマッチとなった今回の対戦では両者がスタンドで慎重に戦い、僅差の判定でマーカスが勝利。マーカスが王座に返り咲いた。

 またミドル級王座への挑戦者決定トーナメントも行われ、ユースリ・バウガーウイが優勝し、次期挑戦権を勝ち取った。

■ GLORY 40 Copenhagen
日時:2017年4月29日
場所:デンマーク・コペンハーゲン

<ミドル級王座タイトルマッチ>
○サイモン・マーカス(カナダ/挑戦者)
 判定 3-2
●ジェイソン・ウィルニス(オランダ/王者)

<ミドル級コンテンダートーナメント決勝>
○ユースリ・バウガーウイ(オランダ/チュニジア)
 判定 5-0
●アレックス・ペレイラ(ブラジル)

<ライト級>
○ニクラス・ラーセン(デンマーク)
 判定 5-0
●ヨフンポン・シットモンチャイ(タイ)

<ミドル級コンテンダートーナメント準決勝>
○アレックス・ペレイラ(ブラジル)
 3R 1分42秒 TKO
●ブリム・ラアマ(スウェーデン)

<ミドル級コンテンダートーナメント準決勝>
○ユースリ・バウガーウイ(オランダ/チュニジア)
 判定 5-0
●アグロン・プレテニ(クロアチア)

<ウェルター級>
○ジェイミーベイツ(英国)
 判定 5-0/29-28、30-27、30-27、30-27、30-27)
●リチャード・アブラハム(米国)

<ライト級>
○モハメッド・エルミル(デンマーク)
 判定 5-0
●サイモン・サンタナ(ノルウェイ)

<ライトヘビー級>
〇フレディ・ケマイヨ(フランス)
 2R 2分21秒 TKO
●イマッド・ハダー(モロッコ)

<ライト級>
○ジョシュ・ジョンシー(カナダ)
 2R 1分5秒 TKO
●アントニオ・ゴメズ(スペイン)

<フェザー級>
○シエ・ユーハン(中国)
 判定 5-0
●クリス・マセーリ(米国)

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