23日、ディファ有明で行われたPANCRASE 286大会の目玉カードは、クロアチアのTEAMシカティックとの3vs.3の対抗戦。しかし、結果はパンクラスの3連勝。圧勝といっていい内容だった。また、12試合のライト級1位のアキラと元王者で現在4位の徳留一樹の一戦は、まさかの徳留の秒殺勝利。現王者の久米鷹介とのリターンマッチが濃厚となった。
詳細版は
週刊ファイト5月4日号 阿部四郎パンクラスUFCスミス藤波45ベイダー虎リアルジャパン に収録されました。
■ PANCRASE 286
日時：4月23日(日）OPEN 14:30／START 15:00
会場：ディファ有明
＜第13試合 メインイベント パンクラス対TEAMシカティック 3vs3 大将戦 ライト級（ノンタイトル戦） 5分3R＞
○久米鷹介（ALIVE／王者）
2R 1分05秒 チョークスリーパー
●マティヤ・ブラジセビッチ（クロアチア／ATTザグレブ）
※￥250，000-のWINボーナス支給
パンクラスとクロアチアTEAMシカティックの3vs.3の大将戦。久米の打撃の猛攻で、マティヤは何もでぎすダウン。久米は上から殴り、ヒジで顔面を攻め続けた。2Rも同じような流れとなり、グラウンド状態で背後からのチョークスリーパーで1本勝ち。対抗戦はパンクラスの3連勝で終わった。
＜第12試合 セミファイナル ライト級 5分3R＞
●アキラ（フリー／1位）
1R 0’28” フック一閃⇒グランドパンチTKO
○徳留一樹（パラエストラ八王子／4位、元王者）
いきなり徳留がパンチでラッシュ。左ストレートで倒すと、上からパンチの猛攻。アキラに何もさせず、秒殺KOで勝利した。
＜第11試合 パンクラス対TEAMシカティック 3vs3 副将戦 フェザー級 5分3R＞
○ISAO（坂口道場一族／6位、元ライト級王者）
2R 4分34秒 パウンド連弾TKO
●マルコ・ブルシッチ（クロアチア／UFKノビ・ザグレブ）
※￥150，000-のWINボーナス支給
パンクラスとクロアチアTEAMシカティックの3vs.3の副将戦。打撃からグラウンドに持ち込むISAO。マルコは下になると何もできず、ISAOのヒジによる顔面攻撃をただ耐えるだけ。2Rになっても同様の展開に。ISAOが腕がらみからバックマウントを奪い、パンチの猛打で勝負あり。
＜第10試合 バンタム級 3分3R＞
○瀧澤謙太（リバーサルジム東京スタンドアウト／7位）
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
●神田T800周一（T-BLOOD／2015年ネオブラッドトーナメント同級優勝）
3Rを通して、盛んに動き回り、打撃の攻防を見せる両者。とはいえ、コンビネーションが出ず、単発を繰り返すだけ。滝澤の右ミドルキックがいい音をたてて何発か入り、ダメージを与えたようだ。判定に影響を与えたようで、勝利をものにした。
村田夏南子「怪我を治して、7月2日にクレア選手と戦います。パンクラスのファンの皆さんの喜んでもらえる試合をします」
＜第9試合 パンクラス対TEAMシカティック 3vs3 先鋒戦 ウェルター級 5分3R＞
●佐藤 天（TRIBE TOKYO M.M.A／元6位、2014年ネオブラッドトーナメント同級優勝）
1R 3分43秒 左ストレートTKO
○アントン・ラッドマン（クロアチア／UFKノビ・ザグレブ）
※￥150，000-のWINボーナス支給
パンクラスとクロアチアTEAMシカティックの3vs.3の先鋒戦。開始早々、右のキックで攻め立てるアントン。だか、数発放ったうちの一発が佐藤の急所に入り、タイムが取られることに。アントンに押し込まれ、下から腕を決められそうになる佐藤。ローブロウのダメージが大きいかと思われたが、スタンドになると攻守逆転。バンチで果敢に前に出て、金網に追い詰め、アントンは戦意喪失。佐藤がTKO勝利を飾った。
＜第8試合 フライ級 5分3R＞
●翔兵（升水組／3位）
2R 3分26秒 チョークスリーパー
○春日井健士（志村道場／5位）
＜第7試合 フェザー級 3分3R＞
○松嶋こよみ（AACC／7位）
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
●内村洋次郎（イングラム）
＜第6試合 ストロー級 5分3R＞
○北方大地（パンクラス大阪 稲垣組／3位）
3R 4分47秒 フロントチョークスリーパー
●八田 亮（ストライプル オハナ／8位、元ZSTフライ級王者）
＜第5試合 ライト級 3分3R＞
●楳原 嵩（アブソリュート岡山）
1R 2分20秒 バックハンドブローKO
○井上雄策（リバーサルジム川口REDIPS／修斗2010年ミドル級（76kg）新人王）
＜第4試合 バンタム級 3分3R＞
●CORO（和術慧舟會TLIVE／8位）
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
○藤井伸樹（ALLIANCE）
＜第3試合 フェザー級 3分3R＞
○横山恭典（KRAZY BEE／2015年ネオブラッドトーナメント同級優勝）
判定2-1 (29-28/28-29/29-28)
●コンバ王子（マッハ道場）
＜第2試合 フライ級 3分3R＞
○小川 徹 (TRIBE TOKYO M.M.A／2015年ネオブラッドトーナメント・スーパーフライ級（54.4kg）優勝）
3R 0分25秒 右ストレートKO
●アレックス・オカベ（ブラジル／TS GYM）
＜第1試合 ウェルター級 3分3R＞
●中村勇太（T-Rex Jiu-Jitsu Academy）
3R 1分36秒 左ストレート⇒グラウンドパンチTKO
○手塚裕之（ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC）
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