ウルティモ・ゲレーロが王座防衛!CMLL 金曜日定期戦!


(C)CMLL

 4月14日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会のメインではウルティモ・ゲレーロとアトランティスという宿命のライバルがNWAヒストリックミドル級王座戦で激突した。かつてNWAが繁栄していた時代、中軽量級のNWA王座はCMLL(当時EMLL)が管轄しており、NWAが崩壊しても、これらの王座はCMLLがヒストリック王座としてずっと管理してきている。従ってCMLLにはCMLL王座とNWA王座が両立している。そしてゲレーロとアトランティスの抗争もCMLLの歴史と言ってよく10年以上も抗争を続けており、2014年のアニベルサリオにてマスカラ戦(敗者覆面剥ぎマッチ)でアトランティスが勝利しゲレーロの覆面を剥いで一応の決着がついた。しかし、その後も抗争は継続しており、今回はゲレーロの保持する王座へアトランティスが挑戦する事となった。1本目はアトランティスが丸めこんで勝利すると、2本目はゲレーロがジャベを極めて取り返す。そして運命の3本目は死力を尽くして戦う両雄、遂にアトランティス必殺のアトランティダが炸裂するもロープ際だった為、ゲレーロがロープを掴んで脱出。そして逆にゲレーロ・スペシャルを決めてゲレーロがフォール勝ち。見事に王座防衛を果たした。

 セミファイナルでは、カリスティコがミスティコ、ドラゴン・リー兄弟と組んでロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。試合は当然、人気者コンビが最後はラ・ミスティカで仕留めて快勝。ゲレーロスはリーダーであるウルティモ・ゲレーロがメインでタイトルマッチを行った為、この結果は仕方ないだろう。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年4月14日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<NWAヒストリックミドル級王座タイトルマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ(王者)
 2-1
●アトランティス(挑戦者)

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、ドラゴン・リー
 2-1
●ニエブラ・ロハ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

<6人タッグマッチ>
○ディアマンテ・アスール、エル・バリエンテ、ストゥーカJr.
 2-1
●ネグロ・カサス、メフィスト、サム・アドニス

<シングルマッチ>
○アンヘル・デ・オロ
 ピンフォール
●エチセロ

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