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3月30日（現地時間・放送日）に放送された『Impact Wrestling』は、インパクトレスリング世界タッグ王座決定戦がメインで行われた。TNAに復活したLAX(マイク・ドレイジック＆アンヘル・オルティス)、ブロークン・ハーディズとの抗争でブレイクしたディケイト（アビス＆クレイジー・スティーブ）、そしてTNA新加入したラレド・キッド＆ガルサJr.とレノ・スカムだ。当然、4チームが入り乱れての激しい展開になるも、最後はLAXが合体技でラレド・キッドを仕留めフォール勝ち。遂に新王者に輝き、コナンらLAXメンバーがリングを占拠。TNAにラテン旋風が吹き荒れた。
またムースのストーカーと化していたコーディ・ローデスは、遂にムースの保持するインパクトグランド王座への挑戦までこじつけた。この王座は判定でも試合が決まるルールで行われ、試合中にコーディは妻にキスするなど余裕を見せたが、試合は僅差の判定でムースが勝利で王座防衛となった。
更にイーサン・カーター3世がリングに上がり、ジャレット体制に変わったから自分も変わるとヒール転向を示唆し、インパクトレスリング世界ヘビー級王座（現王者ボビー・ラシュリー）への挑戦を訴えたが、そこにジェームス・ストームが現れた。ストームはTNAからAJスタイルズ、サモア・ジョー、ボビー・ルードら中心人物が次々と去っていく事に抗議する為、仮面集団DCCを結成していたが、前のギミックであるカウボーイに戻るようで、王座への挑戦者はファンの声を聞くべきだとアピール。観客はストーム支持という形になった。今後の王座戦線はどうなるか？今後のインパクトレスリングから目が離せないだろう。
■ Impact Wrestling
日時：2017年3月30日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・フロリダ州オーランド
＜インパクトレスリング世界タッグ王座決定4WAYマッチ＞
○LAX (マイク・ドレイジック＆アンヘル・オルティス)
ピンフォール
●ラレド・キッド、ガルサJr.
ディケイト
レノ・スカム
＜シングルマッチ＞
○KM（ケビン・マシューズ）
ピンフォール
●ブラクストン・サッター
＜インパクトグランド王座タイトルマッチ＞
○ムース（王者）
判定
●コーディ・ローデス（挑戦者）
＜シングルマッチ＞
○アンドリュー・エヴァレット
ピンフォール
●DJZ
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