セドリック・ドゥンベとシッティチャイ・シッソンピーノンが王座防衛!グローリー39ブリュッセル

(C)GLORY

 3月25日(現地時間)にベルギー・ブリュッセルで『GLORY 39 Brussels』が開催された。
 K-1失速後、世界最大のキック団体となっているグローリーだが、最近は米テレビ局と長期契約、UFCファイトパスと契約でネット生配信もはじまり、勢いに乗っている。一時は北米進出にこだわるあまり失速していたものの、現在は本拠地である欧州を中心に戻し再スタートした事が成功したようだ。
 今大会はウェルター級とライト級の王座戦が組まれた。ウェルター級王座戦は、あのグローリー保守本流エースであるニキー・ホルツケンを倒して王座を奪ったセドリック・ドゥンベが、そのホルツケンに挑戦した経験もある次世代のホープ、ヨアン・コンゴロの挑戦を受けた。試合はドゥンベが判定で勝利し、王座防衛を果たした。
 ライト級は現役ルンピニー王者としてグローリーに乗り込み王座を奪ったシッティチャイ・シッソンピーノンが、ディラン・サルバドールの挑戦を受けた。サルバドールはムエタイのゲーオ・フェアテックスに判定勝ちしておりシッソンピーノンからすれは王座防衛戦と共にムエタイの敵討ちでもある。試合は前に出るサルバドールに対し鉄壁の守りを固めたシッソンピーノンがじわじわとペースを握り、最後は首相撲から膝蹴りを叩き込みサルバドールからダウンを奪ってTKO勝利。シッソンピーノンが王座防衛を果たした。

■ GLORY 39 Brussels
日時:2017年3月25日
場所:ベルギー・ブリュッセル

<ウェルター級王座タイトルマッチ/3分5R>
○セドリック・ドゥンベ(フランス/王者)
 判定
●ヨアン・コンゴロ(スイス/挑戦者)

<フェザー級挑戦者決定トーナメント決勝/3分3R>
○ペノムルン・キアムーカオ(タイ)
 判定
●セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ)

<ヘビー級/3分3R>
○ベン・サディック(モロッコ)
 判定
●グト・イノセンチ(ブラジル)

<フェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝/3分3R>
○セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ)
 判定
●ナフィ・ビラォウスキ(ベルギー)

<フェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝/3分3R>
○ペノムルン・キアムーカオ(タイ)
 判定
●アレクセイ・ウリアノフ(ロシア)

<ライト級王座タイトルマッチ/3分5R>
○シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/王者)
 4R 2分58秒 TKO
●ディラン・サルバドール(フランス/挑戦者)

<ライト級/3分3R>
○マラット・グレゴリアン(ベルギー)
 2R 1分45秒 TKO
●アントン・ペトロフ(ブルガリア)

<ライト級/3分3R>
○メン・キンハオ(中国)
 判定
●ユヌス・マジャンディノフ(チュニジア)

<ライト級/3分3R>
○パヴォル・ガラエ(スロバキア)
 判定
●ハルート・グレゴリアン(アルメニア)

<ライト級/3分3R>
○ティジャニ・ベスタティ(モロッコ)
 2R 2分05秒 TKO
●サブリ・ヘニア(チュニジア)




電子書籍版は週刊ファイト4月6日号新日後楽園WM鈴川真一NEWラウェイAnimeJapan才木玲佳W1林和広に掲載されました。

電子書籍『週刊ファイト!マット界舞台裏』の楽しみ方

THE_WEEKLY_FIGHT週刊ファイト!マット界舞台裏/単独名義作品/Tシャツなど新商品のご購入は、こちらより
クリックして最新刊/新商品順の販売ページへ移動する

こちらをクリックして最新号詳細を確認する
syukanmatbutaiura

【国際情勢詳報ダントツNo.1!海外情報局】
週刊ファイト12月29日号WWEロードブロックTNAマット祭りUFCベラトール石井慧
週刊ファイト1月12日号ゴールドバーグUFCロンダ敗北クンルンファイト2大会
週刊ファイト1月19日号WWEアンダーテイカーTNAリチャーズCMLL新旧ミスティコ
週刊ファイト1月26日号WWEアングル殿堂TNAハーディーズCMLLハリスコ中国キック武林風
週刊ファイト2月2日号WWEロイヤルランブル直前ティト引退勝利TNAギャロウエイ
週刊ファイト2月9日号WWEロイヤルランブルRオートンTNAラシュリーCMLLミスティコ
週刊ファイト2月12日号WWEゴールドバーグTNAラシュリーCMLLインゴベルナブレス
週刊ファイト3月2日号WWE殿堂入りDDP TNA結婚式破たんUFCルイスBellatorヒョードル
週刊ファイト3月9日号ハム・ソヒROAD FCクンルンファイトWWゴールドバーグ怪奇一家
週刊ファイト3月16日号WWEファストレーンTNA新スタートUFCオーフレイムROH
週刊ファイト3月23日号WWEトリプルH TNAパトロンUFCベウフォートROH15周年