[週刊ファイト3月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
依然、不況のテレビ界において、ネームバリューが高い割に安いギャラで使えるレスラーは貴重なタレントになっている。また、レスラー側にとってもバラエティー番組などへの出演は破格の小銭稼ぎになっているようだ。そんな中、天龍源一郎が本格的(?)に芸能活動を始めたが、いつフェードアウトしてもおかしくないのがこの業界の恐ろしさだ。
by 井上譲二
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かつて大仁田厚や長与千種がテレビ界で引っ張りダコの時期があったが、人気絶頂の頃にNHKの大河ドラマにも出演している2人も短命タレントに終わっている。それだけ浮き沈みが激しいわけだが、いわゆる、“一発屋”に終わらなかったのが北斗晶である。
04年あたりから鬼嫁のキャラでバラエティー番組などに出演するようになり彼女の芸能活動は次第に軌道に乗っていった。
売れっ子となった北斗はテレビCMにも複数本、出演するようになり、この5、6年の年収は5000万円を下らないと見られている。