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2月17日（現地時間）にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
今大会では、トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017の予選が行われた。このトルネオ・インクレイブレ・デ・パレハスは、テクニコ（善玉）とルード（悪役）がタッグを組む特殊なトーナメントだ。それも、抗争中の相手同士で組まされる為、普段は激しくやりあっている憎い相手と協力しあうという事になる。それゆえ、むしろ、相手のタッグチームよりも、パートナーと上手くやれるかが勝利とカギとなっている。
今回の予選Ｂブロックで、ウルティモ・ゲレーロ、アトランティス、ルーシュ、そしてミスティコという大物4人が率いるタッグチームが準決勝に勝ち上がってきた。準決勝第一試合は日本遠征以降も因縁が続いているアトランティスとルーシュが激突。今までルーシュが反則の覆面剥ぎを繰り返していたこの抗争だが、今回は御大アトランティスの怒りが爆発。必殺のアトランティダを極めてルーシュ本人からタップを奪い決勝に進出した。もう一方のブロックでは、そのルーシュの弟であるミスティコとベテランルードのネグロ・カサスを相手に、ウルティモ・ゲレーロとエル・バリアンテが勝利して決勝に進出した。そして決勝戦では、ゲレーロが必殺のゲレーロ・スペシャルをエウフォリアに決めて快勝。抗争中のバリアンテとも仲間割れせずに2017年2月24日の優勝戦にコマを進めた。
またセミファイナルの6人タッグマッチでは、ロス・インゴベルナブレスのピエローにディアマンテ・アスールが遂に怒り爆発。2017年2月10日ではタッグを組まされ負けた責任はお前だとピエローらロス・インゴベルナブレスにリンチされ覆面剥ぎをされていたアスールは、逆にピエローの覆面を剥いでしまったのだった。結果は反則負けになるも、アスールは勝ち誇る。今大会はルーシュ、ラ・マスカラ、そしてピエローのロス・インゴベルナブレスの3人は揃って赤っ恥をかいた形で、いつものやりたい放題の制裁を加えられたようだ。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2017年2月17日（現地時間）
場所：メキシコ・アレナメヒコ
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選準決勝＞
○ウルティモ・ゲレーロ、エル・バリエンテ
1-0
●アトランティス、エウフォリア
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選準決勝＞
○ウルティモ・ゲレーロ、エル・バリエンテ
1-0
●ミスティコ、ネグロ・カサス
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選準決勝＞
○アトランティス、エウフォリア
1-0
●ルーシュ、テリブレ
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選＞
○ミスティコ、ネグロ・カサス
1-0
●ドラゴン・リー、ラ・マスカラ
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選＞
○ウルティモ・ゲレーロ、エル・バリエンテ
1-0
●ティタン、リッパー
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選＞
○ルーシュ、テリブレ
1-0
●エチセロ、ストゥーカJr.
＜トルネオ・インクレイブレ・デ・パレハス2017予選＞
○アトランティス、エウフォリア
1-0
●ゲレーロ・マヤJr.、ドラゴン・ロホ
＜6人タッグマッチ＞
○ヨシ・タツ、ピエロー、クラネオ
2-1
●ボラドールJr.、マルコ・コルレオーネ、ディアマンテ・アスール
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