[週刊ファイト2月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
先日、青木真也選手と昼メシを食べました。
選手とのこうしたミーティングは決まるまでの秘密の話が多いので、僕はなるべく公にしない主義ですが、本人がツイッターで呟いて、ちょっとした話題になっていたので、今週はその話題に触れることにします。
僕はFEG時代、DREAMの主催者だったので、青木選手を使っていた立場ですが、DREAMは旧PRIDEチームに丸投げだったので、僕のプロデュース・イベントとは一度も思ったことはありません。そのため、青木選手とも挨拶は交わすものの、一度もまともに話したことさえありませんでした。
もちろん、奇妙なキャラクターなので、目を引くし、興味深く見ていました。そして何よりも強い。特に柔術の技術は、これまで見た日本人選手の中ではピカイチ。僕はグレイシー柔術の考え方、技術が好きなので、初めてグレイシーっぽい日本人が出てきたなという印象で見ていました。それでいて顔は童顔だし、顔に似合わず声はしゃがれているし、性格は奇妙だし…………まぁ、僕の苦手なタイプかなと思って距離を置いて見ていたという感じかな。