[週刊ファイト2月23日号]皇帝ヒョードル、ベラトール参戦前に本音を語る! 「若い選手同様の調子に仕上がった。スピードもある」

[週刊ファイト2月23日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

カリフォルニア州で開催されるベラトール172でマット・ミトリオンと対戦する“ロシアン・ラスト・エンペラー”ことヒョードル。
10年以上無敗を誇ったがヴェウドゥムやダンヘンに3連敗した後、数試合して引退した皇帝は、一昨年RIZINで現役復帰、今回が復帰3戦目となる。
そのヒョードルが、なぜUFCでなくベラトールを選んだのか、対戦相手のミトリオンに対する評価等々、胸の内を吐露した。

▼ベラトールでミトリオンと対戦するヒョードルが現在の心境を吐露
 「若い選手同様の調子に仕上がった。スピードもある」
 by 稲垣 收
・「若い選手に負けない調子に仕上がった。スピードもある」(ヒョードル)
・相手ミトリオン考 米国食事 コーカー社長 トレーニング状況
・2・18ベラトール172サンノゼSAPセンター全カード

2001年から約10年間無敗で、1つの無効試合を挟んで27連勝していたエメリヤーネンコ・ヒョードル。

しかし2010年6月、カリフォルニア州で行われたストライクフォースとM-1グローバルの合同興行でファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル、後のUFCヘビー級王者)に腕ひしぎ三角固めで一本負けを喫し、それからはアントニオ・シウバ(ブラジル)にTKO負け、PRIDE二階級制覇のダン・ヘンダーソン(米国)にもTKO負けと、まさかの3連敗を喫してしまった。

その後はジェフ・モンソン(米国)、石井慧に勝利し、約2年間試合をしていなかったペドロ・ヒーゾ(ブラジル)を相手に2012年6月、ロシアで引退試合を行い、母国のファンの前でKO勝利した。

それから3年半後の2015年大晦日、さいたまスーパーアリーナ―で行われたRIZINで、シング・心・ジャディブ(インド)を相手に復帰戦を行い、1R TKO勝利したが、ジャディブはまだ総合3戦目のグリーンボーイだった。

昨年6月には、ロシアのサンクト・ペテルスブルグで行われたEFNで元UFCのライトヘビー級ファイター、ファビオ・マルドナド(ブラジル)と対戦したが、UFCをリリースされた一階級下の選手であるマルドナルド相手に大苦戦し、マルドナドのパンチでKOされかけた。なんとか後半逆襲して判定勝利をつかんだが、「引き分けだ」とか「マルドナドの勝ちだ」という声も多かった。

その後はUFC参戦も噂されていたがヒョードルだが、結局この2月18日(現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるベラトール172で、元UFCヘビー級のマット・ミトリオンと対戦が決まった。

試合前の公開練習後、会見に応じたヒョードルは、アメリカ人記者たちからの質問に答え、ベラトールやミトリオンに対する思いを語った。

――アメリカで試合をするのは久しぶりですが、どんな気持ちですか?

「アメリカのファンの前で試合ができて嬉しいです。そしてベラトールで試合できるのも嬉しいですね」

――またアメリカで試合をしたいと思っていましたか?

「ええ。私はアメリカで試合をしたいと思っていました。アメリカは総合格闘技の母国だと思います。総合格闘技はアメリカで生まれ、非常にポピュラーなスポーツになったのですから。だから、またアメリカで試合できるのがとても嬉しいんです」

ヒョードルがアメリカで初めて試合をしたのは、2006年10月、PRIDEが初めて海外で開催した大会であるPRIDE32だ。ラスベガスのトーマス&マック・センターで行われたこの試合でマーク・コールマン(米国)にKO勝ちしたヒョードルは、ロシア人である自分がアメリカ人を破って大声援を受けたことに驚いていた。大ブーイングを受けることを覚悟していたのだ。
そしてPRIDE消滅後、UFCとの交渉は不調に終わったが、アフリクションやストライクフォースに参戦し、何度もアメリカで戦ってきたのである。


2006年、PRIDEラスベガス大会でコールマンをTKOした後のパーティーでのヒョードル

――多くの人は、長い間あなたの試合を見ていないので、疑問を抱いていると思います。自分では自分のことをどう思ってますか? よりよくなった? 変わった? それとも以前と同じ?

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