週刊マット界舞台裏’11年4月28日号 DREAM再開闇 タイ紀行地下プロ

 プロレス界もほかのプロスポーツや芸能界に負けじと、東日本大震災への復興支援活動を行っているのは周知の通り。さらに4月18日には、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアが参加するチャリティープロレス『ALL TOGETHER』(8月27日、東京・日本武道館)が正式発表され各方面から讃辞の言葉を贈られている。
 しかし、何が起ころうとも心が1つにならないのがプロレス界。オファーが掛からなかった一部の団体関係者からは早くも「(主催者の)東京スポーツから傘下団体に高額ギャラが支払われると聞いた。チャリティーなんだからノーギャラで出るべき」という批判の声も挙がっている。そんな意見に対し元『週刊ファイト』編集長・井上譲二氏は激しく反論するとともに、「せっかくのオールスター戦なのだからもっとこうしたほうがいい!」という思いから8・27の問題点を指摘した。この徹底検証は他の専門誌紙には不可能な内容だけに、業界関係者は必読であろう。

 8・27日本武道館で行われたチャリティープロレス『ALL TOGETHER』の記者会見において、「3団体の仲は悪くありませんので」とキッパリと言い切った新日本プロレスの菅林直樹社長。最も外交が難しいと言われるプロレスリング・ノアとの交流が3年も続いているのは彼の温厚かつ忍耐強い性格が1つの要因だ。
 だが、インディーズとも積極的に交流を図る菅林社長も、どうしてもIGFとは関わりたくないようで、その毛嫌いぶりは徹底している。一時期は中邑真輔を中心に対抗戦が行われる気運まで高まった新日プロとIGFだが、現在は完全に絶縁状態。果たして菅林社長がIGFを毛嫌いするワケとは……。

 スケール感はメジャー級なのに一向に興行人気が上がらないのがアントニオ猪木率いるIGF。目前に迫った4・28東京ドームシティホール(旧JCBホール)のチケットの売れ行きも芳しくないという。
 そんなIGFのもたつきぶりに歯がゆい思いをしている新日OBがいる。この新日OBのA氏は井上記者に「最近の猪木さんは頭がボケている。このままじゃIGFは崩壊する」と警鐘を鳴らした。一体、どういうことなのか? エース鈴川、2億円ベルト、八百長認定力士のプロレス転向など・・・A氏の話を再録してみると、IGFの問題が次々に浮き彫りになった!

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、現在の全日プロレス不振の序幕でもあった、誰もが驚いた小島聡の退団事情に取材のメスを入れている部分を振り返っている。
 プロレスファンならば小島が全日プロを辞め、古巣の新日プロに出戻ったのを見れば、大体の理由は見当がつくと思うが、井上記者はそんな誰もが見当がつく理由だけで終わるわけがない。ちゃんと2つの新事実げ明記されている点は見逃せない! さらに大往生されたジン・キニスキーさんの秘話などは、昔の専門誌ではタブーに触れるために記せなかった内容を含んでいるだけに、資料としても大変貴重である。
 バックナンバーをまとめ買いする方が少なくないのはこのため。電子書籍に古さはないのだ。


日龍が僧侶の国タイに密航!ニシキヘビを巻く(上)
QUEEN "Da" BITCHと紹介されたAI&富豪2夢路
DREAMバンタム級トーナメント抽選会実況中継(中)
TNAを解雇された全日プロにも参戦したジェイ・リーサル

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、遂に動きだした『DREAM』の記者会見2連続総力取材。まずは、4月15日に行われた谷川/笹原会見を受けてタダシ☆タナカが徹底検証。裏情報満載な為、ここではこれ以上、何も説明出来ない。読んだものだけが知る事が出来るマル秘情報満載だ。
 続いて20日に行われたバンタム級日本トーナメントの公開組み合わせ抽選の取材も、この箇所だけで14ページも収録してある。ここまで徹底してやるのはミルホンネットだけだ。無料のネットで拾える上辺記述だけで満足してもらっては困るのである。

 あのミノワマンも応援にかけつけた『GLADIATOR チャレンジ韓国大田大会』の詳細なレポートと試合画像も大量に載せたファイルも収録だ。次のMMAスター誕生の瞬間を見逃すな。日本行きの切符を目指して、熱闘が繰り広げられる!

 戦うお坊さん、日龍より、地下プロレスが、魔都タイ・バンコクで開催された、他のメディアには一切載らない衝撃的なレポートが送られてきた。まさに、梶原一騎の世界そのものという恐ろしい地下プロレス。それをアジア最大の歓楽街パッポンのゴーゴー・バーで開催したのだ。商売柄、基本的に撮影が禁止のゴーゴー・バー店内の様子も撮影されており、貴重であるが、それより凄いのは地下プロレスのおんな人間狂気、AIがタブーとされる行為を行ってしまった。店長が飛んできて一触即発の事態に! 何が起こったか見て欲しい。

 女子プロレスに関しても大人の見方が出来るスタッフや記者が揃っているミルホンネットだけあって、井上京子率いるディアナ旗揚げ大会に於ける、深い考察も掲載。本当に一番仕事をしたのは誰なのか? 読めば頷く事請け合いだ。低迷の窮みにあった女子プロレス界は動き出したのだ。

 全米第二のプロレス団体TNAのPPV大会『Lockdown』も収録。WCW化が進み、混迷を極めるTNAマットをしっかり記事に出来るの日本語メディアはミルホンだけだろう。TNAマニアなら毎週しつこく取り上げられる『マット界舞台裏』を読んでないと事情通にはなれない。お知らせブログ欄でプレビューしたように、大会後の顛末を含めて注目の大会を表からも裏からも解説。アメプロ好きなら必携なのだ!

 
バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼メジャー3団体によるオールスター戦の問題点をズバリ指摘する!
▼温厚かつ忍耐強い新日プロの菅林社長が、IGFを毛嫌いする理由
▼新日OBが「このままじゃIGFは崩壊する」と警鐘を鳴らす!

<アーカイブス2010>
▼武藤欠場中にも関わらず、小島はなぜ全日プロ退団を決意したのか!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼4・15 谷川/笹原会見『Fight for Japan』連立:表に出ない闇徹底検証
Text by タダシ☆タナカ
▼5・29FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP』バンタム級日本T
組み合わせ抽選会開催 1 回戦4 試合はすべて初対決!!
Text by 山岡太郎
・常に自然体な男、所英男
・今成正和「みんなに嫌われていて、寂しかったです」
・藤原敬典 がっくり落ち込む決定的瞬間の一枚!

▼『GLADIATORチャレンジ韓国大田大会』“超人”ミノワマンも応援に!
・日本行き、メジャー行きを目指して熱戦が続く
・UFC戦士キム・ドンヒョンとジョン・チャンソンも応援に
・イ・チャンソプ、トルネード・ソンなど日本で活躍した選手も
・ミノワマン「みんな小さい会場からスタートした」

▼タイ地下プロレス紀行 怪しい光を放つ店「PINK PANTHER」潜入も
Text by "格闘僧侶"日龍
・タイ・バンコクで地下プロレス 数十年ぶりのプロレス開催
・究極のアンダーグラウンド格闘技とは?
・凶暴女に絡まれ、固まるお坊さん
・なんとアジア最大の歓楽街パッポンで開催
・カメラ撮影禁止のゴーゴーバーに潜入・超貴重映像
・ビッチ女王AI、バー店長と一触即発。命知らずな行動

▼4・17 ディアナ旗揚げ 井上京子が佐藤綾子にフォール許す意味熟考
・震災で延期の末の仕切り直し:井上京子は涙を堪え切れなかった
・カメラマンのお気に入り〜やられ役でも絵になる野崎渚
・劇的復活を遂げたダンプ松本が地方会場主役〜佐藤綾子を讃えよ

▼4・17TNA PPV『Lockdown』ハルク・ホーガン介入功罪 WCW劇場再び
・けが人続出 壮絶な金網戦が連発
・壮絶ジェフ・ジャレットx寝盗られカート・アングル名勝負の行方!
・ホーガン×スティング 超スーパースター邂逅の意味
・入門者にもやさしい『TNA iMPACT!』ストーリー展開解説
・祭りの後〜ジェイ・リーサル解雇、骨折まで懸念されたJJは試合欠場

▼タブー満載企画「海外情報局.85」
アメプロ大特集WWE 祭典カード決定 Jシナ&シン・カラ M-1榎本登場
・ザ・ロックvs.J シナ戦正式発表! 2012 年4・1『レッスルマニア 28』
・新旧スーパースター対決!ロックx ジョン・シナ 魅力を徹底解剖!
・ロンドン遠征RAW ジョン・シナ&顔無しシン・カラ”夢のタッグ”結成
・急遽引退エッジを惜しむ〜シカゴ・ホワイトソックス戦でテーマ曲が
・メタル命クリス・ジェリコ『American Idol』にザック・ワイルド出演依頼
・Yasubey 榎本4・28 サンクトペテルブルク『M-1CHALLENGE XXV』
(大会の一部は無料ネットストリーミング配信が実施)
または、こちら配信時刻は日本時間で4月29日深夜2:00〜

★合わせて読めばさらに楽しめる!
なぜC・カーニバルは永田優勝だったのかウラ読みする
ドーム大会消滅のウワサもある中、新日プロが水面下で検討している驚きの1・4継続プラン
橋本大地を取り囲む者たちに生じるギャップ
ノアの秋山準『2011チャンピオン・カーニバル』決定の舞台裏
地震の影響により団体存亡寸前(?)の全日プロ

【全103ページ特大号】販売告知
新日プロの菅林社長が断固交流を拒否するIGFが崩壊の危機に?
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週刊マット界舞台裏'11年4月28日号 DREAM再開闇 タイ紀行地下プロ

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