日本プロレス浪漫街道

 セピア色の昭和プロレス、なぜかこのプロレス不況期になるとよけい懐かしく蘇ることが多くなる。
あの、ピカピカに光っていたプロレス全盛期、今の少年達と同じようにプロレスグッズを集めることに情熱を燃やしていた純粋なプロレスファン時代。
 当時はプロレスグッズにおいてはパンフレット、半券、ポスターぐらいしか無い時代、せっせと集めて枕元に置いて寝ていた頃が鮮明に思い出される。今回は特に老舗の日本プロレスBI砲全盛の頃から日本プロレス崩壊までの、懐かしくもまた苦労して入手したポスターを中心に資料集を構成。そのシリーズを振り返るのみならず、参加していた外人選手の当時と今の姿を写真で紹介していきたく企画製作にいたりました。
 特にポスターに関しては、今のような規制に厳しい条例もなく、町のいたるところに開催を案内するポスターが貼りめぐらされていたといっても過言ではなかった。そのすばらしいデザインを見てつい会場に行き、そしていろんな方法を駆使してゲットする楽しみがあり、1枚1枚にいろんな思い出があります。是非閲覧していただき、一緒に昭和プロレスを回顧できでば幸いです。(藤井 敏之)


 力道山死後、”日本プロレス”が再び活況を呈する時が訪れる。
 そう、"第2期黄金時代”と呼ばれたBI砲が君臨し、坂口征二が台頭し次々とまだ見ぬ強豪が”日本プロレス”を襲ってきた時代である。
 1967年、4月6日アントニオ猪木は東京プロレス崩壊後日本プロレスに復帰し、ジャイアント馬場との日本プロレス史上最強のコンビが実現。以降、アントニオ猪木が会社乗っ取りを策したとの理由で除名処分になる1971年12月13日までの約5年間、わが世の春を謳歌した。が、この事件により、伝説のチームに終止附が打たれとともに黄金時代の幕が閉じられ始め、翌年のG馬場に独立により決定的ダメージを受け遂に1973年4月20日、19年の歴史にピリオドを打つ。
 この栄光から崩壊までを、当時の秀作ポスターで各シリーズを振り返りながら昭和プロレスの持つ味わいを堪能していただきたい!

名勝負は永遠に アントニオ猪木vsドリー・ファンク・ジュニア
全107ページに及ぶ研究書にして、超貴重な豪華写真集でもある書き下ろしの本書は、昭和プロレスの愛好者の皆さまにはきっと御満足いただける体裁となっております。巻末付録としては、処女作『猪木vsドリー・ファンクjr 名勝負よ永遠に』に収録された東京プロレス考察の第二弾。涙モノのカップリングとして提供いたします。

日本プロレス浪漫街道

商品コード fujiitoshi002

価格 735 円

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