UFC、PRIDE買収のタブー、K-1格闘技連盟の怪しい行方

PRIDE売却までの舞台裏詳細ドキュメント+K-1世界格闘技連盟の落とし穴とは? 波紋を投げかけた「PRIDE身売り騒動の真相」続編は、買収金額の真実から3月までに決断を迫られた榊原DSE社長の苦悩まで、あますところなくUFCの買収意図と動機を徹底検証。実話誌でさえ不可能なノーカット未検閲、100%シュート活字の巨編は北米情報の第一人者が情報網を総力投入。あらゆる制約を排除して、究極のノンフィクションを上梓。

☆なぜ、PRIDE"売却"がネットを使った情報戦となったのか
☆プロパガンダが交錯した買収金額の真実とは?
☆合併ドキュメント「急がねばならない理由は、いくらでもあった」
【抜粋】
プロエリートとの交渉決裂は、同時に彼らがライバルK-1側に付くことをも意味する。3月27日火曜日に、米国ロサンジェルスで記者会見をすると、先に設定したのはK-1格闘技連盟のほうだ。
春は日本の会計カレンダー改変期でもある。いくつかのスポンサー契約が、3月で終了というタイムリミットも見逃せない。榊原社長は、最後の捨て身でK-1総合部門の世界進出発表にPRIDEの重大発表をぶつけたといえるのだ。
3月15日、DSE取締役会にて榊原社長はUFCへの資産売却と、自身の退任を告げ、その夜後楽園ホールで開催されたハッスルには姿を見せず、翌日ブラジルに向かっている。ちなみにハッスル皆勤賞だった"バラちゃん"が来ないというのは、関係者には大事件だ。いかに重大な一日であったかの証明でもある。(中略)
榊原氏が提携話を切り出したのは、ヴァンダレイ・シウバがチャック・リデルに挑戦するとオクタゴン内で紹介された、7月8日「UFC61」の前日だろうと推測される。
ただし、このカードは実現に至ってないどころか、UFCはPRIDEの悪口を公言するようになった。嫁ぎ先としてUFCが見えてこなかったのは、競技に対する考え方も含め、両者に余りにも大きな隔たりがあったからだ。(中略)
ロサンジェルス3月21日、引っ越したばかりのピカピカのPRIDE USA事務所にたどり着いた榊原氏は、ここでスタッフにUFCへの身売りを話した。つまり、ここから最初に情報が漏れたのだ。(中略)
東京3月26日、ロレンゾの持ってきた本契約書にサインが入った。花嫁は旅立ったのである。

☆結局UFCは、なぜPRIDE買収に踏み切ったのか
☆K-1格闘技連盟の怪しい行方

07年4月6日刊

「PRIDE身売り騒動の真相」
プロエリートとSHOWTIMEの会社概要からPPV計画、契約内容まで網羅
UFCとPRIDEの工作員によるネット情報戦の全容とは?

UFC、PRIDE買収のタブー、K-1格闘技連盟の怪しい行方

商品コード tanakatada012

価格 315 円

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