時効!昭和プロレスの裏側 アメとムチ!プロレス団体のマスコミ操縦術

 昭和のプロレス記者たちは悪質なデマを飛ばされた。これは『噂の真相』にも書かれたことだが、『週刊ファイト』元編集長の井上義啓氏は陰で「ホモだ」「マザコンだ」と言われ、ターザン山本氏の場合は「ジャイアント馬場とホモの関係」「馬場から高級マンションを買ってもらった」などとウワサされた。この2人の動向を自分の兄弟以上に知っている私に言わせれば全てウソっぱち。敵意を持つ者が流したに違いないのだ。
 私にしても悪いウワサを流されたことは2度や3度ではきかない。いちばん最初は米マットと日本マットを掛け持ち取材していた1978年ごろ、「永島(勝司氏=当時、東スポの記者)にブン殴られ、土下座して謝った」というデマを飛ばされた。

 ニューヨークのブロードウェイなどで公演されるミュージカルには常に米メディアの鋭い視線が集まっている。内容がつまらなければ初日の翌日の新聞で痛烈な批判を浴び、2日目から観客動員減を強いられるという。そこで役者や演出家は発憤するのだが、かつてのプロレス界はその逆。団体やスター選手にとってマイナスになる記事は一切容認せず、場合によっては取材拒否という“伝家の宝刀”を振りかざした。

これを「企業防衛」と考える者もいたようだが、長い目で見れば完全にマイナス。
マスコミとガチンコの付き合いが出来ないジャンルに発展などあり得ない。
それどころか衰退するのみだ。
それは昨今のプロレス界の惨状を見れば明らか。
団体の圧力に負けてしまったプロレスマスコミにも責任はあるが・・・。
そこで遅まきながら腐敗した団体とマスコミの関係を暴いてみた。


タイガーマスク、新間寿氏、ダイナマイト・キッド

【週刊ファイトでは書けなかった詳細報道満載】
☆陰湿なヤカラにデマを流された昭和の記者たち
☆団体癒着の実態「5千円札入り大入り袋」
☆サイパン合宿のご招待「150ドル入り封筒」
☆SWSハワイ合宿の顛末
☆PRIDE&K-1「暗黙ルール破れば取材拒否」
☆スポーツ報知取材拒否事件とは?
☆週刊ファイトにリングサイド撮影無制限禁止したのは?

【電子書籍ファイト!ミルホンネット:デスクの断言】
「援軍を得てターザン山本を潰しにかかった長州力」
パンクラス尾崎社長対ターザン山本”二者択一”事件タブー公開

時効!昭和プロレスの裏側 アメとムチ!プロレス団体のマスコミ操縦術

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