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　2月9日（現地時間・放送日）に放送された『Impact Wrestling』は、TNA世界ヘビー級王者ボビー・ラシュリーが前王者エディ・エドワーズとのリマッチを受けた。パワーではラシュリーが圧倒するも、エドワーズもコーナーからのドロップキックや、場外へのトペなどスピーディーな攻撃で一歩も引かない。エドワーズのセコンドにはザ・ウルブスの盟友デイビー・リチャーズがつき、リングサイド最前列にはエドワーズとリチャーズの妻が招かれており、3人で熱心にエドワーズに声援を送っていた。そして試合はラシュリーが必殺のスピアーでエドワーズを仕留めようとした時、エドワーズがカウンターで飛び蹴りを決める。これでエドワーズがフォールしようとした時、なんとリチャーズがレフェリーを妨害したのだった。まさか仲間のリチャーズに裏切られたエドワーズは、なぜ？と抗議するが、リチャーズは更にエドワーズをベルトで強打。それをラシュリーが抑え込んでフォール勝ち。ラシュリーが王座防衛となり、リチャーズは更に自分の妻（アンジェリーナ・ラブ）にエドワーズの妻を攻撃させる。完全に最初から決めていたリチャーズの裏切り行為だが、その理由は何なのか？
　更にTNAインパクトグランド王座戦も組まれ、王者ドリュー・ギャロウェイが、マハーバリ・シェラの挑戦を受けた。1Rの判定はシュラが奪ったものの、ギャロウェイはフューチャーショックDDTを決めてフォールを奪い王座防衛を果たした。

■　TNA Impact Wrestling　
日時：2017年2月9日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・フロリダ州オーランド

＜TNA世界ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○ボビー・ラシュリー（王者）
　ピンフォール
●エディ・エドワーズ（挑戦者）

＜TNAインパクトグランド王座タイトルマッチ＞
○ドリュー・ギャロウェイ（王者）
　ピンフォール
●マハーバリ・シェラ（挑戦者）

＜シングルマッチ＞
○アーロン・レックス
　ピンフォール
●ロビーE

＜ハンディキャップマッチ＞
○DCC（ジェームス・ストーム、ブラム、キングストン）
　ピンフォール
●タイラス、イーライ・ドレイク

【TNA危機情報はマット界舞台裏の巻頭記事が詳しいです】

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憶測広がるジェフ・ジャレットTNA登場と船木誠勝WRESTLE-1退団
現地時間水曜6月24日夜に放送された『Impact Wrestling』で信じられない事件が起こった。創設者ながらクビにされていた現・新団体GFWの旗揚げツアーに奔走中のジェフ・ジャレットとカレン（元カート・アングル妻）が、犬猿の関係であるTNA番組に復帰、ライバル団体となるGFWの宣伝までしたのだから驚かない方がウソになる。AJスタイルズが断った都合「TNA殿堂入りのため」は資格があるが、どうやら一回限りでなく”ダブルJ”の復帰は続く模様。久しぶりのPPV大会となる6・29『スラミバーサリー』に出陣するのみならず、7・24GFWのラスベガスTV収録大会にはTNAからマグナスが参戦する。
　存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。

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▼新日から女子プロ WWEレッスルマニアからTNA完全崩壊まで
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　震災のため新日本プロレスの熊本PPV大会が飛んだが、英国のウィル・オスプレイと年間契約した件はオモテに出てないようだ。他では拾えない裏ネタ満載の本誌が業界関係者には必読とされる所以だが、普通に考えるならこの一週間の話題はUFCコナー・マクレガー引退騒動と『RIZIN.1』があり、月曜生TV戦争時代に全米で覚えられた男と戦うチャイナが亡くなったことだろうか。曙の『王道』プロモーション旗揚げ戦は、客入り含めて余り話題にならなかったが、TNAがいよいよ崩壊カウントダウンの報もまた、本誌でしかフォローされてないのは残念だ。さて・・・