(C)Photo Courtesy of UFC
1月15日(現地時間)にアリゾナ州フェニックスで『UFC Fight Night 103: Rodriguez vs. Penn』が開催された。
この大会のメインイベントでは、かつてライト級とウェルター級の2階級でUFC王者に輝き、2015年にはUFCの殿堂入りを果たした38歳のレジェンド、B.J.ペン(アメリカ16勝10敗2分)が、目下5連勝中で一躍フェザー級のスターダムにのし上がった24歳の新鋭ヤイール・ロドリゲス(メキシコ 10勝1敗)と対戦した。一度は引退を表明したペンにとって今回のオクタゴン復帰は2年半ぶり。ロドリゲス戦の勝利をきっかけにUFC史上初の3階級制覇を目指したいペンだが、2年半のブランクに加えて38歳という年齢もあり、たとえ厳しい練習を積んできたとしても、対戦相手のロドリゲスが多彩な蹴り技を駆使する選手であるように、ペンが現在の新しい総合獲得技にどう対応するのか、大きな注目が集まっていた。
レジェンドの復活に大きな盛り上がりを見せたが、試合が始まるとその序盤からロドリゲスの高い身体能力により繰り出されるダイナミックな打撃が攻防を支配し、文字通り圧倒的な展開でメキシコの新星ロドリゲスがハワイのレジェンドであるペンを粉砕し、2ラウンド24秒で見事なTKO勝利を収めた。
ロドリゲス
「とても素晴らしい試合だった。世界中で尊敬されている伝説の選手であるB.J.ペンと対戦することができたんだ。B.J.この試合を受けてくれてありがとう。UFCが決めてくれた試合を戦うだけだ。こんな素晴らしい試合を組んでくれて感謝している。これからも何でもやるつもりだ。みんなありがとう。愛しているよ」
大会や選手の詳しい情報などは、UFC 公式サイトへ
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■ UFC Fight Night 103: Rodriguez vs. Penn
日時:2017年1月15日(現地時間)
場所:アメリカ・アリゾナ州フェニックス
<フェザー級/5分5R>
○ヤイール・ロドリゲス(メキシコ)
2R 0分24秒 TKO
●BJ・ペン(米国)
<ライト級/5分3R>
○ジョー・ローゾン(米国)
判定 2-1
●マルチン・ヘルド(ポーランド)
<ウェルター級/5分3R>
○ベン・サンダース(米国)
判定 3-0
●コート・マギー(米国)
<フライ級/5分3R>
○セルジオ・ペティス(米国)
判定 3-0
●ジョン・モラガ(米国)
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昨年11月のUFC205でライト級王者エディ・アルバレスを降し、UFC史上初の二階級同時制覇を達成したマクレガー。UFC最大のスターである彼は昨年ずっと、ボクシング界のスーパースター、フロイド・メイウェザーJrとの対戦が取りざたされていた。12月にはカリフォルニア州のボクシング・ライセンスも取得し、ますますドリームマッチ実現の可能性が高まったとささやかれている。そのマクレガーがメイウェザーに巨額ファイトマネーを要求。メイウェザーの反応は?