マキシモがカベジェラ戦勝利！CMLL シンピエダ2017

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　1月1日（現地時間）にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL シンピエダ2017』が開催された。
　今大会はCMLL年明け最初のビッグイベントであるシンピエダとして開催され、メインではルチャリブレでの究極決着戦、カベジェラ戦（敗者、髪切りマッチ）としてマキシモ・セクシー対マスカラ・アニョ・ドスミルが行われた。
　おかまキャラとしてCMLLテクニコのトップ選手として活躍するマキシモは、2016年のシンピエダでもカマイタチとカベジェラ戦を行い勝利して、カマイタチを丸坊主にしているミスター（？）・シンピエダと言える存在だ。対するドスミルは90年代のメキシコマットでルードのトップ中のトップと君臨したダイナマイト兄弟の次男、まさにレジェンドの中のレジェンドだ。しかし、近年は還暦近い年齢もあり、インディーマットに上がる程度であったが、2016年後半になんとCMLLに電撃復帰。しかもレジェンドとしてではなく現役選手としてアレナメヒコのメインに定期参戦するようになった。そんなドスミルの前に立ちはだかったのはマキシモで、ドスミルはおかまキャラ、マキシモのキス攻撃に面くらうものの、気持ち悪いとマキシモをルード仲間と共に痛めつけてきた。試合は、まずドスミルがラフ殺法でマキシモを痛めつけてジャベを極めて速効で一本先取。しかし2本目はマキシモが逆にジャベで取り返した。そして運命の3本目、ドスミルが圧倒し、セコンドやロープを利用する反則を駆使してマキシモを痛めつける。ドスミルのジャベが極まりマキシモがタップするのとロープに足がかかるのがほぼ同時という際どい展開で試合が続く。しかし、最後はマキシモが満を持して狙ってきたキス攻撃でドスミルが面喰ってマキシモがフォール勝ち。マキシモの勝利となった。カウント3直前で肩を上げたと抗議するドスミルだが、受け入れられず最後は潔く丸坊主となり、勝者マキシモと共にレジェンドであるドスミルにもアレナメヒコの大観衆から大声援が送られた。

　セミファイナルでは、遂に宿敵ウルティモ・ゲレーロとのマスカラ・コントラ・カベジェラ（敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ）を決定させたカリスティコ（初代ミスティコ）が、ボラドールJr.、エル・バリエンテのスカイチームと組んで、メフィスト率いるルード軍と対戦した。まずルードが先制するも、ボラドールJr.が2本目を奪い返し、最後はリング中央でカリスティコがミスティカを極めて完全勝利。テクニコ軍の完勝となった。

　さらにCMLLテクニコの象徴と言える御大アトランティスが、マルコ・コルレオーネ、ストゥーカJr.を従えて、ネグロ・カサス率いるルード軍と対決。試合は、アトランティスがルード3人を蹴散らし、最後はコルレオーネのエア・コルレオーネがさく裂し、テクニコ軍勝利でアレナメヒコの元旦を祝った。

■　CMLL シンピエダ2017
日時：2017年1月1日（現地時間）
場所：メキシコ・アレナメヒコ

＜カベジェラ・コントラ・カベジェラ＞
○マキシモ・セクシー
　2-1
●マスカラ・アニョ・ドスミル

＜6人タッグマッチ＞
○カリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテ
　2-1
●メフィスト、エチセロ、エフェスト

＜6人タッグマッチ＞
○アトランティス、マルコ・コルレオーネ、ストゥーカJr.
　2-1
●ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサス、エル・フェリーノ

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