K-1対決制したマイティ・モー!バンタム級王者エドゥアルド・ダンタス見事防衛!3・7『ベラトール111』

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(C)BellatorFC
2014年3月7日にオクラホマ州タッカービルで『ベラトール111』が開催された。
今大会はバンタム級王座戦の他、今シリーズの目玉とも言えるヘビー級トーナメントがスタート。前王者であるアレキサンダー・ヴォルコフ、ヒョードル、藤田和之を倒したブラゴイ・イワノフ、そして元K-1ファイターのピーター・グラハム、マイティ・モーという豪華なメンバーが参戦する。
そんな中、日本で注目されたのは、ピーター・グラハムとマイティ・モーの元K-1選手同士のMMA対決だろう。共にK-1黄金期に活躍した選手だけに格闘技ファンの知名度も高い。試合は、隙があればテイクダウンを狙うモーに対し、空手家らしく徹底的に立ち技で勝負しようとするグラハムという図式となった。1Rなどは、テイクダウンを許さず、モーの太ももに狙いを定めてローキックで圧倒するグラハム。しかし、ラウンドが進んでいくにつれ、モーが苦しみながらもテイクダウンを成功させてくる。それでもスタンドに戻して圧倒したグラハムだったが、遂に3Rにテイクダウンしたモーがグラハムを逃がさず腕を巻き込んで袈裟固めで捕える。これでグラハムはタップし、モーが逆転勝利となった。
また、前王者のヴォルコフは、マーク・ホラタを金網に追い詰めて連打でダウンさせ、更にパウンド連発で秒殺TKO勝利で圧倒的な強さを見せた。イワノフはリッチ・ヘイルからパンチでダウンを奪い判定勝利した。そして、UFCから移ってきたレイバー・ジョンソンと剛腕ライアン・マルティネスの一戦はまさに、ヘビー級同士の激しい殴り合いの末、ジョンソンが勝利。今シリーズのヘビー級トーナメントはますます盛り上がりそうだ。
そして、メインのバンタム級王座戦は、エドゥアルド・ダンタスがテイクダウン狙いで足にしがみつく挑戦者アンソニー・リオーニからバックのポジションを逆に奪いチョークで一本勝ち。これぞ柔術家という勝ち方で見事に王座防衛した。
ベラトール
スパイクTV
■ ベラトール 111
日時:2014年3月7日
場所:アメリカ・オクラホマ州タッカービル
<バンタム級タイトルマッチ>
○エドゥアルド・ダンタス(王者)
 2R 2分04秒 チョークスリーパー
●アンソニー・リオーニ(挑戦者)
※ダンタスが王座防衛
<ヘビー級トーナメント 1回戦>
○レイバー・ジョンソン
 1R 4分22秒 TKO
●ライアン・マルティネス
<ヘビー級トーナメント 1回戦>
○マイティ・モー
 3R 2分31秒 袈裟固め
●ピーター・グラハム
<ヘビー級トーナメント 1回戦>
○アレキサンダー・ヴォルコフ
 1R 1分21秒 TKO
●マーク・ホラタ
<ヘビー級トーナメント 1回戦>
○ブラゴイ・イワノフ
 判定
●リッチ・ヘイル
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