WOWOW生中継UFC163 絶対王者ジョゼ・アルド完勝防衛!昇竜リョート無念の判定負け

ufc163.jpg
(C) Photo Courtesy of UFC

 オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形のフィールドで行なわれる、世界最高峰の総合格闘技大会 UFC。全米を中心に世界各国で開催され、世界中の格闘家たちが“最強”を目指しリアルファイトを繰り広げる!
 今回のメインは、UFCフェザー級の初代王者、ジョゼ・アルドが、“コリアン・ゾンビ”の異名をとる韓国人ファイター、ジョン・チャンソンを迎え撃つタイトルマッチ。“軽量級世界最強”と謳われるアルドは、総合格闘技22勝1敗の抜群の成績を誇り、2013年2月には、元ライト級王者フランク・エドガーも撃破している。対戦相手のチャンソンはUFC3連勝中のタフファイター。アジア人初のUFC王者を狙う。
 また、今回のブラジル大会には、同国の人気ファイター、リョート・マチダも参戦。マチダは2011年12月にジョン・ジョーンズの持つライトへビー級王座に挑むも返り討ちに。しかし、その後、ライアン・ベイダー、ダン・ヘンダーソンといった同階級のトップコンテンダーを破って復活。今回のデイビス戦で勝利して再度の王座復権を目指す。
 この大会は、8月4日(日)午前11時からWOWOW UFC-究極格闘技-で生放送されました。
UFCオフィシャルホームページ
WOWOW UFC-究極格闘技-
■ UFC 163 
日時:2013年8月3日
場所:ブラジル・リオデジャネイロ
<メインイベント フェザー級タイトルマッチ>
○ジョゼ・アルド(王者)
 4R 2分00秒 TKO
●ジョン・チャンソン(挑戦者)
フェザー級絶対王者でアルジョゼ・アルドに挑戦するのは、代打抜擢となったジョン・チャンソン。試合は、アンディ・サワーの元に打撃特訓を積んだというアルドが、オランダ仕込みのキックなどを繰り出し優勢に試合を進める。更にテイクダウンも繰り出しアルドが圧倒するも、チャンソンは持ち前の打たれ強さで、打撃を食らっても構わず前に出るが、4Rに交差した時、チャンソンが肩を痛めたらしく、それを見逃さなかったアルドが、左ハイキック三連発を叩きこみ、テイクダウンからパウンド連打。チャンソンがタップして、アルドが見事にTKO勝利、王座防衛を果たした。

<セミファイナル ライトヘビー級>
○フィル・デイヴィス
 判定 3-0
●リョート・マチダ
元ライトヘビー級王者であるリョート・マチダに対するは、レスリング怪物のフィル・デイヴィス。試合は、1Rから積極的に打撃を繰り出すデイヴィス。リョートはいつものカウンター狙い。1Rにはリョートがカウンターからラッシュを見せるものの、立てなおしたデイヴィスがテイクダウンを成功させる。2Rも積極的に手を出すのはデイヴィス、リョートもカウンターで良い打撃を当てるが、単発に終わる。ラウンド最後にデイヴィスがテイクダウンを奪い印象良くする。3Rも、リョートがカウンターで膝を当て、あわやという場面も作るが、手数、前に出る姿勢、そして1、2Rのテイクダウンが評価され、僅差でデイヴィスが判定勝ちした。

<ミドル級>
○シーザー・フェレイラ
 1R ギロチンチョーク
●チアゴ〝マレッタ”サントス 
TUFブラジル1ミドル級優勝者のシーザー・フェレイラとTUFブラジル2に参加していたチアゴ・サントス。共にカポエイラを学んでいたというブラジルならではの対決となった。
試合はフェレイラが圧倒、師匠のビクトー・ベウフォートばりの左でぐらつかせ、ハイキックから、すぐさまギロチンチョークで捕えて一本勝ち。フェレイラが圧倒的な強さを見せつけた。

<ミドル級>
○ターレス・レイチ
 判定 3-0
●トム・ワトソン
かつてアンデウソン・シウバのミドル級王座に挑戦した実績もあるレイチ。その後、UFCリリースされていたが、他団体で6勝1敗という好成績を収めてUFC復帰。対するは、イギリスBAMMAミドル級王者、ムニーロ・ニンジャにも勝利しているトム・ワトソン。共にミドル級の実力者だ。
試合は、レイチがグランドに引きづり込み寝技で圧倒。バックマウントからのパウンドで流血させ、2Rには腕十字、3Rには肩固めを極めるレイチ。タップしてもおかしくなかったが、根性で何とか耐え一本負けだけは避けたワトソンだが、全ラウンドをリードしたレイチが判定勝ちした。

<フライ級>(*リネカーは計量に失敗したためファイトマネーの20パーセントが没収される。試合は予定通り行われる)
○ジョン・リネカー
 2R 1分03秒 TKO
●ジョゼ・マリア・トメ
ブラジル人同士のライト級の一戦。ただし、リネカーが減量に失敗した為、罰金で試合が許可された。試合は、マリアが、バックブローを決めるなど、勢いを見せるが、じわじわとボディを効かせていたリネカーが、2Rにボディを打ちこみ、マリアからダウンを奪い、そのままパウンドでTKO勝利。ブラジル人対決を制した。

プレリミナリーカード  
<ライトヘビー級>
○アンソニー・ペロッシュ
 1R 0分14秒 TKO
●ヴィニー・マガリャエス

<女子バンタム級>
○アマンダ・ヌネス
 1R 2分08秒 TKO
●シーラ・ガフ

<ウェルター級>
セルジオ・モラエス
 1R 3分13秒 三角締め
ニール・マグニー

<フライ級>
○イアン・マッコール
 判定 3-0
●イリアルディ・サントス

<フェザー級>
○ハニ・ヤヒーラ
 判定 3-0
●ジョシュ・クロプトン

<ライトヘビー級>
○フランシマール・バロッソ
 判定 3-0
●エドゥナルド・オリヴェイラ

<ウェルター級>
○ヴィスカルジ・アンドラジ
 1R 1分36秒 TKO
●ブリストル・マルンデ

マット界舞台裏8月15日号猪木暴言失言全日包囲網椿志保ファイブ大巨人ハンセン逮捕王

UFC情報最新情報
★マスヴィダルとカビロフ、11月に激突
FOX Sports 1で11月6日に放送される大会に緊張感漲るライト級の一戦がマッチアップされた。波に乗っているStrikeforce移籍組のホルヘ・マスヴィダルがロシアのスープレックス・マスター、ルスタム・カビロフと対戦する。
UFCに登場以来、合計4試合を無敗でクリアーして来た両者がついにこの秋、その敗北とともにオクタゴンの扉をくぐる事になる。本大会に関する追加の対戦カードやその他の情報は近日中に発表される予定だ。
 
【『マット界舞台裏』の好評企画海外情報局では毎号UFCの詳細情報が満載です】
miruhonnet083-460.jpg
別冊ミルホンネット UFC襲来PRIDE消滅5年「しばくぞ、こら」戦士激白MMA歴史転換期記録
▼UFC144日本上陸~さいたまスーパーアリーナ天井桟敷埋る快挙
 Text by タダシ☆タナカ

別冊ミルホンネットCMパンク革命横浜アリーナ上陸アメプロ事件簿2011INOKI BOM-BA-YE
マット界舞台裏6月21日号WWE支配者ビンス・マクマホン皇帝戦士復活 TNA殿堂スティング
別冊ミルホンネット地方熱狂『広島格闘の祭典』 No Way Outクビ狂気さりー☆ぱみゅぱみゅ
別冊ミルホンネットWWE&TNA’12ルチャ特集シェーマス ADR Dブライアン両国YES!REINA
別冊miruhonnet100独立記念日WWElive両国60年代WWWFアメプロ大全’13RAW TNAimpact
マット界舞台裏6月13日号WWE Dブライアンプッシュ計画 TNAスティング最後の挑戦か?
マット界舞台裏6月20日号WWEPPV『ペイバック』直前ジョン・シナ×ライバック一触即発
マット界舞台裏6月27日号WWEPPV『ペイバック』大成功・ジョン・シナ大暴れCMパンク復活
マット界舞台裏7月4日号6.30WWE Dライアン猛プッシュ ROHブリスコ兄弟離脱
マット界舞台裏7月11日号WWE豪華王者対決 TNA偽スーサイド問題Hホーガン名裁き
マット界舞台裏7月18日号ワイアット・ファミリーRAWに登場!TNA MEMマグナス
マット界舞台裏7月25日号WWE CMパンク×Pヘイマン Dジグラー×AJ 完全決別?
マット界舞台裏8月1日号WWEBレスナー×CMパンク決定 ブリー・レイTNA世界王座転落