7・31『ベラトール 97』ティト・オーティス電撃参戦!11月2日PPV大会でランペイジ・ジャクソンと一騎打ち決定 チャンドラー&アスクレン両王者圧勝防衛


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(C)BellatorFC
 7月31日(アメリカ現地時間)、UFCに次ぐ全米第二のMMA団体ベラトールFCの『ベラトール 97』が開催された。ベラトールFCは通常、シーズンが始まると毎週木曜日に大会を開催するが、夏のシーズンだけサマーシリーズとして、月に一度の開催となる。
 今大会も、サマーシリーズとして水曜日に行なわれる事にあり、ライト級、ウェルター級の2大タイトルマッチに、ヘビー級、ライトヘビー級トーナメント決勝戦という豪華なカードが組まれた。
 そんな中、大きな事件が起こった。ライトヘビー級トーナメントの決勝が終わった後、ベラトールFC及びTNA(プロレス団体)と電撃契約をしたランペイジ・ジャクソンが登場。リングサイドに招待されているボクシング伝説の選手ロイ・ジョーンズ・ジュニアとの対戦が噂されており、その試合についてアナウンサーから質問が飛ぶ。ジャクソンは、ジョーンズを尊敬しているが、やるならMMAマッチを望む事を語っていたが、そこで会場の空気が一変した。なんと、入場口から、元UFCライトヘビー級王者ティト・オーティスが、メキシコ国旗を掲げて入場してきたのだ。
 ティトとジャクソンは元チームメイトで友人同士、お互いに尊敬を口にするが、戦えば物凄いファイトになるだろうと対戦をアピール。リングアナが、11月2日のPPV大会でこの2人のカードが決定した事を発表し、夢のカードが急遽決定した事になった。
 今大会で行なわれた試合もメインカードが全試合、TKO決着という神がかりな内容。ライト級王者マイケル・チャンドラーは、1Rのラッシュでデヴィッド・リッケルズを沈め秒殺勝利。ウェルター級王者ベン・アスクレンはいつも通り、圧倒的なレスリング力でテイクダウン連発、最後はバックマウントからのパンチ連発でTKO勝利でそれぞれ王者が完勝で防衛を果たした。
 ライトヘビー級トーナメントでは、鳴り物入りで参戦した為、絶対に負けられないキング・モーがテイクダウンを決めて圧倒、最後はマウントパンチでTKO勝利。ヘビー級トーナメントは、第二のヒョードルとベラトールFCが売り出しているヴィタリー・ミナコフが、剛腕ライアン・マルチネスをTKOで破り、それぞれ優勝候補が優勝した。
 次回シーズンは9月にスタート。ランペイジ・ジャクソン、ティト・オーティスというレジェンドがメガファイトを行ない、タイトル戦線では若い選手が台頭と良い方向に展開しているベラトールFCから今後も目が離せないだろう。
■ ベラトール 97
日時:7月31日
場所:アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキ 
<メインイベント ライト級タイトルマッチ>
○マイケル・チャンドラー(王者)
 1R 0分44秒 TKO 
●デヴィッド・リッケルズ(挑戦者)
<セミファイナル ウェルター級タイトルマッチ>
○ベン・アスクレン(王者)
 4R 2分59秒 TKO
●アンドレイ・コレシュコフ(挑戦者) 
<ライトヘビー級トーナメント 決勝>
○キング・モー
 3R 2分41秒 TKO
●ジェイコブ・ノエ 
<ヘビー級トーナメント 決勝>
○ヴィタリー・ミナコフ
 3R 4分02秒 TKO
●ライアン・マルチネス
<フェザー級>
○パトリシオ“ピットブル”フレイレ
 2R 0分54秒 TKO
●ジャレッド・ダウニング 
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