ジョージ高野が復活、往年の動き。「絶対!絶対!諦めるな!」戸井克成が閉め~BattleAid新木場大会

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 26日、新木場で行われたバトルエイド15回目の大会は、ジョージ高野が復活。ただし、素顔でもなければコブラでもなく、なんとジョージ高野マスクというキャラで登場。もっとも本人であることは明らか。ゴングと同時にさっそく場外戦に持ち込んで大暴れ。観客席の女性客から「ジョージさん、久しぶり」との声がかかると、「おう!」と答えて元気はつらつ。
 試合は、当初発表の6人タッグから急遽8人タッグに変更されたが、決してお年を召されたベテラン勢をカバーするためではない。ジョージ高野は、ヘッドロックした相手にパンチを連発する往年の動き等をアチコチで披露するなど目立っていた。最後はその高野が、戸井克成をグイグイとコブラツイストで締め上げてギブアアップを勝ち取る。戸井が「おい、高野! 高野さん、復活したのか?」とマイクを握ると、「OK」と現役復帰を宣言していたのが印象的だった。
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 大会は、3日3晩考えたというバトルエイド代表戸井克成の、「絶対!絶対!」と言ったら、「諦めるな!と声を出して下さい」との呼びかけに、満足感で一杯の新木場のお客さんも答える。最後は雷電がマイクを握って呼びかけ、バトルエイド興行の新たなフィナーレとなっていた。
 セミファイナルは男女混合タッグ。ジ・ウインガーはチェリーに対してKISSを迫るなど執拗なセクハラ攻撃を繰り返していたし、松田慶三は「私は女子に手は出しません」とクールに振る舞っていたが、レディゴジラこと松本浩代のパワーには全員がたじたじ。最後はチェリーが春夜恋でジ・ウインガーを丸め込んで3カウント。ただし、松田慶三と松本浩代は場外で四の字固めを掛け合うなど、試合が終了してもやりあっていた。
■ バトルエイド15(伝説の毒蛇復活)
日時:7月26日(金) 開場18時 試合開始19時
会場:新木場1stリング
【試合結果】
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ジョージ高野が太ったことは知られているが、今宵はコンディション作ってきていた
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<メインイベント第6試合 伝説の毒蛇復活 8人タッグ60分1本勝負>
○ジョージ高野マスク、グラン浜田、コブラヒート、長屋亮治
 12分16秒 レフェリーストップ コブラツイスト
●戸井克成、維新力、松田慶三、雷電
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前日のFREEDOMSではデスマッチを戦ったウインガー、今宵はチェリー狙いだ
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<セミファイナル第5試合 強面絢爛 男女混合タッグマッチ60分1本勝負>
●ジ・ウインガー、松本浩代
 17分30秒 春夜恋
松田慶三、○チェリー
<第4試合 KOか一本か決着必至 異種格闘技戦3分×3ラウンド>
○鶴巻伸洋(プロレス)
 4R0分28秒 変形コブラクラッチ
●ボンバー力抜岩(ボクシング)
<第3試合 雷電 試練のチャレンジ勝負 シングルマッチ45分1本勝負>
●雷電
 7分31秒 ラストライド⇒ダイビングボディプレス
○マグニチュード岸和田
<第2試合 マスターの新人扱き/越境中国人対決 タッグマッチ30分1本勝負>
○渡辺宏志、陳宝師
 8分22秒 ダブルリストロック
趙雲子龍、●木更津Kid(デビュー戦)
<第1試合 妖艶小鹿対オーストラリア 女子シングルマッチ30分1本勝負>
○バンビ
 9分31秒 シャイニング・ウィザード連発⇒体固め
●アレックス・リー
大会の全容と詳細はマット界舞台裏8月8日号今井良晴追悼G1考BattleAid高野UFC会見川田利明アンドレ秘話に掲載されました。
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