究極的成功間違いなし！『UFC JAPAN 2013』さいたまスーパーアリーナ前日計量！必勝を誓う選手達！

　3月2日、さいたまスーパーアリーナにて、いよいよ明日に開催が迫った『UFC JAPAN 2013』の前日計量が行なわれた。

ヴァンダレイ・シウバ

ブライアン・スタン

セミファイナルは凄い身長差！
　全選手、引き締まったボディで次々と計量をパス。『UFC JAPAN 2013』での必勝を誓った。

バックステージには現在はUFC（ズッファ社）重役となっている元ライトヘビー級王者チャック・リデルも姿を見せた。
　
UFCアジアマネージングディレクターのマーク・フィッシャー氏

　この大会は3月3日、正午よりWOWOW UFC-究極格闘技-で生放送も決定している。

注目のメインイベントの見所
　PRIDEミドル級で00年から5年間無敗を誇った“絶対王者”ヴァンダレイは、07年からのUFC再参戦後3勝5敗と負け越しているが、ここ最近はPRIDE時代の輝きを取り戻しつつある。
　11年11月には“リアル・ブルース・リー”と呼ばれるベトナム系ストライカー、カン・リーと大激戦を繰り広げ、最後は日本で“戦慄のヒザ小僧”と恐れられたヒザ蹴りでTKOして大会ベスト・ファイト賞を受賞。リーはフランク・シャムロックの腕をハイキックでへし折ってTKOし引退に追い込んだ強豪なだけに、この一勝は大きい。
　そして昨年6月のブラジル大会では、元UFCミドル級王者のリッチ・フランクリンと対戦。死闘の末に判定で敗れたものの、2R終盤にはフランクリンをダウンさせKO寸前まで追い込んだ。実際、フランクリン本人も「あの時は意識が飛んでいた」と試合後に告白している。レフェリーによってはあそこでストップがかかってもおかしくない状況だった。

　今回はヴァンダレイ自身が「自分をスターにしてくれた国」と言い、愛してやまない日本での試合だけに、いつもにも増して燃えている。6年半ぶりに日本のファンの前で熱闘を見せてくれるに違いない。
　ただし、対戦相手のブライアン・スタンは決して油断できない強豪だ。在日米軍人の父のもと横田基地に生まれ、自身も軍人としての道を選んだスタンは、イラク戦争に従軍。大尉として作戦の指揮を務め、敵軍に6日間包囲され360度あらゆる方向から攻撃されながらも持ちこたえ、42名の部下全員とともに生還してシルバースター勲章を授与された経験をもつ“海兵隊の英雄”なのだ。

　総合格闘技ではWECでライトヘビー級王者になっており、UFC参戦後はクリス・レーベン（ヴァンダレイにKO勝ちし秋山成勲に一本勝ちした選手）に1R TKO勝ち、元戦極王者のジョルジ・サンチアゴに2R KO勝ちするなどハードパンチャーぶりを発揮している。両者ともにアグレッシブな打撃系ファイター同士、スタンドでの大激戦が期待される。
　なお、ヴァンダレイは過去に「引退試合は日本でしたい」と発言しており、今回の試合がもしかしてラストマッチになる可能性もある。その意味でも見逃せない試合だ。

WOWOW UFC-究極格闘技-

大会概要・対戦カードなどはこちら
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