UFC-究極格闘技- UFC156 王者アルド、最強挑戦者エドガーを下し防衛 Aオーフレイム悪夢のKO負け

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(C)Photo Courtesy of UFC

 オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形のフィールドで行なわれる、世界最高峰の総合格闘技大会 UFC。全米を中心に世界各国で開催され、世界中の格闘家たちが“最強”を目指しリアルファイトを繰り広げる!
 NFLのスーパーボウル前日で、毎年好カードが組まれるラスベガス大会、今回のUFC156の注目は、“軽量級最強”と言われる王者ジョゼ・アルドと、元ライト級王者フランク・エドガーのフェザー級タイトルマッチ。
 またヘビー級では、元K1ワールドグランプリ王者のアリスター・オーフレイムの復帰戦、ライトヘビー級ではアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラが登場する。
 この大会の模様は、2月3日(日)、12時からWOWOW UFC-究極格闘技-で生放送される。
全容と詳細は、マット界舞台裏2月14日号ノア総覧TARU復帰魔王特集発売予告WWE人間発電所Pancraseに収録されました。お楽しみください。
UFCオフィシャルホームページ
WOWOW UFC-究極格闘技-

■ UFC 156
日時:2月2日
場所:アメリカ ネバダ州ラスベガス
<メインイベント フェザー級タイトルマッチ>
○ジョゼ・アルド(王者)
 判定 3-0
●フランク・エドガー(挑戦者)
 フェザー級絶対王者であるジョゼ・アルドに対して、階級を下げてきた元ライト級王者にして最強の挑戦者、フランク・エドガーという豪華なタイトルマッチが実現した。
 大フランキーコールで盛り上がる会場だが、序盤は相手を見て静かな立ち上がり。そしてアルドが打撃でじわじわと有利になり、特にローキックが冴え、ダウンも奪う。しかし、エドガーも無尽蔵のスタミナを誇るだけあり、一歩もひかず、逆にテイクダウンやフックでアルドをぐらつかせる。あの無敵の王者アルドを相手に、互角以上の内容のエドガーに会場からは、大USAコールが巻き起こる。お互いに死力を出し尽くした激戦だったが、僅差の判定でアルドが王座防衛。スーパーファイトにふさわしい熱戦であった。

<セミファイナル ライトヘビー級>
○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
 判定 3-0
●ラシャド・エヴァンス
 ライトヘビー級戦線のランカー同士、実力者同士の一戦。お互いに手堅い戦法をとる選手同士なので、静かな立ち上がりで、お互いにけん制しあっており会場からはブーイング。1R後半にエヴァンスがテイクダウンに成功するも決定打にならず、その後、ラウンドが進むにつれ、スタンドの打撃でノゲイラは押す場面が続く。そのままノゲイラが有利に試合を進めて判定勝ちした。

<ヘビー級>
○アントニオ・シウバ
 3R 0分25秒 TKO
●アリスター・オーフレイム
 この試合で勝利すればタイトルマッチが決定と言われているアリスター・オーフレイムに悪夢が襲った。1Rはお互いに警戒して静かなスタンドの攻防、オーフレイムが、金網に押し込む展開が多くやや有利。2Rには、オーフレイムがテイクダウンに成功するも、シウバも後半、打撃で逆にオーフレイムを追い詰める。そして3R、シウバの猛攻が遂にオーフレイムを捕えた。パンチ連打、ハイキック命中で金網を背に防戦一方のオーフレイムに、更にパンチを連打するシウバ。棒立ちのオーフレイムが遂に崩れ落ち、レフリーがストップ。アントニオ・シウバが、K-1王者として乗り込んできたアリスター・オーフレイムに完勝といえるKO勝利、会場は物凄い盛り上がりを見せた。

<ウェルター級>
○デミアン・マイア
 判定 3-0
●ジョン・フィッチ
 ウェルター級の実力者同士、レスリングのフィッチと、柔術のマイアと、異種格闘技戦の趣もある興味深い一戦となる。
しかし、試合は一方的な展開になった。1R開始早々からテイクダウンに成功したマイアが、すぐにバックを制しおぶさる形で、フィッチの胴を足でがっちりロックして、バックからの打撃、チョーク狙いで攻め続ける。2R、3Rも組みついてバックを制してグランドにひきづりこみ、打撃、チョーク狙いで攻め続け、最後にはマウントまで奪ったマイアが判定勝ちした。

<フライ級>
○ジョセフ・ベネビデス
 判定 3-0
●イアン・マッコール
 新設されたフライ級のトップコンデンターの2選手。共に現王者であるデミトリウス・ジョンソンに僅差の判定で敗れており、雪辱、タイトル奪取の為には、両者とも負けられない。
 新設されたフライ級のトップコンデンターの2選手。共に現王者であるデミトリウス・ジョンソンに僅差の判定で敗れており、雪辱、タイトル奪取の為には、両者とも負けられない。
 打撃でジョセフ・ベネビデス、グランドでマッコールという展開で、2Rにマッコールがグランドでバックを制しあわやという場面も見られたが、試合の多くをスタンドで優位に進めたベネビデスが僅差ながら判定勝ち。見事に接戦を制した。

プレリミナリーカード
<ライト級>
○エヴァン・ダナム
 判定 3-0
●グレイソン・チバウ

<ウェルター級>
○タイロン・ウッドリー
 1R 0分36秒 KO
●ジェイ・ヒエロン

<ライト級>
○ボビー・グリーン
 3R 4分25秒 チョークスリーパー
●ジェイコブ・ヴォルクマン

<ライト級>
○アイザック・ヴァリーフラッグ
 判定 2-1
●イーブス・エドワーズ

<139.5ポンド契約>
○ダスティン・キムラ
 3R 1分50秒 チョークスリーパー
●チコ・ケイマス vs.

<バンタム級>
○フランシスコ・リベラ
 2R 4分20秒 TKO
●エドウィン・フィゲロア

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