1・27 WWEロイヤル・ランブル ザ・ロック11年ぶりWWEヘビー級王座返り咲き 必殺ピープルズ・エルボーCMパンク悶絶

130129wwe1.jpg
(C) WWE, Inc. All Rights Reserved.
 1月27日(アメリカ現地時間)にアリゾナ州フェニックスで、世界最大のプロレス団体WWEの4大PPV大会である『ロイヤル・ランブル2013』が開催され、遂に、ハリウッドのトップ俳優であり、ピープルズ・チャンピオンであるザ・ロックが、CMパンクに勝利し、約11年ぶりにWWEヘビー級王者に返り咲いた。

 ザ・ロックは、母親(“ハイチーフ”ピーター・メイビアの娘)をリングサイドに招待し、試合直前のインタビューでは「母親は、癌になったが、決して諦めず克服した。俺も母親と同じように決して諦めない、必ずWWEヘビー級王者に返り咲く!If you smell what The Rock is cookin’!(ロック様の妙技を、たっぷりと、味わうがいい!)」と母親に勝利を誓った。

 そして、プロレス史上伝説となっている『WCWスターゲート97』のスティングと同じ様に、挑戦者にも関わらず、最後に入場してきたザ・ロックは、悪党王者CMパンク相手に大暴れ。遂に必殺のピープルズ・エルボーの体勢に入り、勝負があったと思われた瞬間、会場が暗転した。
 暗闇の中、乱入したのはザ・シールズ(CMパンクの味方をしてテロ行為を繰り返す若手3人組、CMパンクは彼らの乱入で王座を守り続けており、業を煮やしたビンス・マクマホンは、この試合でザ・シールズが乱入すれば無条件でCMパンクから王座をはく奪すると宣言していた)だ。3人でロック様を捕え、なんと実況席にトリプル・パワーボムで葬ったのだ。再び照明がつくと、倒れているロック様をフォールして王座防衛に成功だと嘯くCMパンク。しかし、そこに登場したのは御大ビンス・マクマホンだ。暗闇だったので、誰が乱入したのかわからないと言い訳するCMパンクを一喝し、ザ・シールズが乱入したのだから、約束通り王座はく奪を言い渡すビンス・マクマホン。それに待ったをかけたのはロック様だった。「ベルトをはく奪する必要はない、試合を再開してくれ」ロック様のアピールにビンス・マクマホンも試合続行を宣言、乱入があった為、CMパンクのフォールは無効となり、試合が再開された。

 しかし、ザ・シールズのテロ行為でロック様は満身創痍。そこにCMパンクが襲いかかる。ダイビング・エルボードロップから、必殺技GTSでロック様を仕留めようとするが、持ち上げられた時、ロック様が蘇生した!GTSの体勢から脱出するとスパイン・バスター、そして、スポーツエンターテイメント界一シビれる技、ピープルズ・エルボーが炸裂した。ロック様の必殺技フルコースを食らったCMパンクはピクリとも動けずロック様が堂々のフォール勝ち。有言実行でWWEヘビー級王座に返り咲いた瞬間だった。
 会場からは割れんばかりの歓声、ロック様は、四方にベルトを掲げ、観客達全てに王者としての姿を披露、プロレス界最高の王者が誕生した瞬間だった。

130129wwe3.jpg
(C) WWE, Inc. All Rights Reserved.

 また、『レッスルマニア』でWWEヘビー級王座への挑戦権がかかった時間差バトルロイヤル「ロイヤル・ランブル」戦も豪華。サプライズ復帰はクリス・ジェリコ、レイ・ミステリオ、シン・カラ、レジェンド枠にゴールダスト、ゴッドファーザーなど30人が入り乱れての大混戦の中、最後まで残ったのは、ジョン・シナとライバックだった。怪物ライバックがシナを攻めあげ、持ち上げてリング下にたたき落とそうとする刹那、するっと脱出したシナが、そのままライバックを前に押し出し、勢い余ってライバックはリング下に転落。この瞬間ジョン・シナの優勝が決まった。ジョン・シナは、ハルク・ホーガン、ショーン・マイケルズと並ぶ2度目の優勝(最多優勝は3回のスティーブ・オースチン)となった。

130129wwe2.jpg
(C) WWE, Inc. All Rights Reserved.
 メインでロック様が勝利した為、プロレス界最大の祭典『レッスルマニア』では、WWEヘビー級王座戦として、そして因縁の再戦として、ザ・ロックvs.ジョン・シナが行われる事になった。ますます、目の離せないWWEマット。日本でもJ SPORTSなどで絶賛、放送中、絶対にチェックしなければならない。

WWE情報をオフィシャルサイトでチェックしよう!
WWE 日本オフィシャルサイト
WWE – J SPORTS オフィシャルサイト
WWEは国内最大のスポーツ専門TV局J SPORTSにて放送中!
※ 放送に関する情報はJ SPORTSホームページ
またはJ SPORTSカスタマーセンター(03-5500-3488 10:00~18:00)まで
※ロイヤル・ランブルは2月7日より放送されます。

■ WWE PPV ロイヤル・ランブル
日時:1月27日
場所:アメリカ アリゾナ州フェニックス

<WWEヘビー王座タイトルマッチ>
○ザ・ロック(挑戦者)
 ピンフォール ※ピープルズ・エルボー
●CMパンク(王者)

<ロイヤルランブル>
優勝 ジョン・シナ
参戦選手
ドルフ・ジグラー
クリス・ジェリコ
コーディー・ローデス
コフィー・キングストン
サンティノ・マレラ
ドリュー・マッキンタイヤ
タイタス・オニール
ゴールダスト
デビット・オタンガ
ヒース・スレイター
シェーマス
テンサイ
ブローダス・クレイ
レイ・ミステリオ
ダレン・ヤング
ボー・ダラス
ゴッドファーザー
ウェイド・バレット
ジョン・シナ
ダミアン・サンドウ
ダニエル・ブライアン
アントニオ・セザーロ
グレート・カリ
ケイン
ザック・ライダー
ランディー・オートン
ジンダー・マハル
ザ・ミズ
シン・カラ
ライバック

<タッグ王座タイトルマッチ>
ケイン、○ダニエル・ブライアン(王者)
 ノー・ロック
コーディ・ローデス、●ダミアン・サンドウ(挑戦者)

<世界ヘビー級王座ラスト・マン・スタンディングマッチ>
○アルベルト・デル・リオ(王者)
 10カウント
●ビッグ・ショー(挑戦者)

<US王座タイトルマッチ>
○アントニオ・セザーロ(王者)
 ピンフォール ※ニュートラライザー
●ザ・ミズ(挑戦者)

大会の全容と詳細は、翌日RAWの模様を加えてマット界舞台裏2月7日号RフレアーGloryガチドラMAキック熊本激突UドラゴンWWE澤田敦士に掲載されました。

miruhonnet092-460.jpg
別冊ミルホンネットWWE&TNA’12ルチャ特集シェーマス ADR Dブライアン両国YES!REINA
▼両国連戦に客集うWWEの底力DブライアンYES!王者シェーマス熟練
 by タダシ☆タナカ
ただの試合レポートでは終わらない!興行的な観点からの深い記事も好評です。

【定期購読者の刮目企画~他媒体とは圧倒的に差別化された充実の海外情報局】
別冊ミルホンネットCMパンク革命横浜アリーナ上陸アメプロ事件簿2011INOKI BOM-BA-YE
マット界舞台裏6月21日号WWE支配者ビンス・マクマホン皇帝戦士復活 TNA殿堂スティング
別冊ミルホンネット地方熱狂『広島格闘の祭典』 No Way Outクビ狂気さりー☆ぱみゅぱみゅ
マット界舞台裏12月06日号WWECMパンク防衛事情 TNAホーガン娘 UFC究極戦
マット界舞台裏12月13日号WWE祭典アングル修正TNA日本放送決定PGW新王者誕生AAA
マット界舞台裏12月20日号WWE JシナAJロマンス加速 TNAPPV覆面テロ集団パッキャオ
マット界舞台裏12月27日号TNA頂上対決実現へ ROH壮絶ラダー決着UFC2大会高評価
マット界舞台裏13年01月03日号12年北米データHホーガン新展開WWEクリスマス
マット界舞台裏13年01月17日号12年WWEロック劇場 UFC新王者Cヴェラスケス
マット界舞台裏13年01月24日号ドルフ・ジグラーとオカダ・カズチカ感情移入対決
マット界舞台裏13年01月31日号3・3『UFC JAPAN 2013』記者会見6年6ヶ月Wシウバ凱旋