-究極格闘技- UFC154.5 王者ベンヘン防衛成功 BJ・ペン&Mショーグン敗れる

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(C)Photo Courtesy of UFC
 ライト級王者ベンヘンが”名勝負男”ディアスの挑戦を退け、連続防衛なるか!?さらに、引退を表明していた元2階級制覇王者BJ・ペンが復帰する!! 
 オクタゴンと呼ばれる金網に囲まれた八角形のフィールドで行なわれる、世界最高峰の総合格闘技大会 UFC。全米を中心に世界各国で開催され、世界中の格闘家たちが”最強”を目指しリアルファイトを繰り広げる!
 準ナンバリング大会となる今回は、ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンのタイトルマッチが行なわれる。2012年2月のUFC日本大会でフランク・エドガーからタイトルを奪取し、8月のUFC150で同じ相手に連勝、初防衛を果たし勢いに乗るベンヘン。対するネート・ディアスは、アグレッシブなファイトとサブミッションを得意とし何度も大会ベストファイト賞に輝いているファイターだ。以前からベンヘンとの対戦を熱望していただけに、好バウトを期待したい。
 さらに今回は、2011年の突然の引退表明から1年強、”天才”と呼ばれた元UFC2階級制覇王者BJ・ペンが復帰する。成長著しいローリー・マクドナルドとの対戦も必見だ!
この大会は12月9日夜11時からWOWOW UFC-究極格闘技-で放送!
WOWOW UFC-究極格闘技-

■ UFC on FOX 5
日時:2012年12月8日
場所:アメリカ ワシントン州シアトル
<メインイベント ライト級タイトルマッチ>
○ベンソン・ヘンダーソン(王者)
 判定 3-0
●ネイト・ディアス(挑戦者)
日本大会でライト級王座を獲得したベンソン・ヘンダーソンに対するは、あのニック・ディアスの弟、3連勝と波に乗っているネイト・ディアス。
上から階級を落としてきたディアスだけに、ベンヘン苦戦と思われたが、試合は、ベンヘンが圧倒。金網に追い込みテイクダウン、上をとってパウンドと攻めたてる。ディアスも3Rに下からの足関節であわやという見せ場を作るものの、終始試合をリードしたベンヘンが判定で王座防衛した。
<セミファイナルライトヘビー級>
○アレクサンダー・グスタフソン
 判定 3-0
●マウリシオ・ショーグン
あのマウリシオ・ショーグンがタイトル奪還に向けて復帰戦だが、スウェーデンの新鋭で現在UFC5連勝中のアレクサンダー・グスタフソンという難敵を迎える。1R開始早々にグスタフソンがフックでショーグンからダウンを奪う。ショーグンはベテランらしく、足関節で切り返してきたものの、ラウンドが進むにつれ、スタンドでグスタフソンが優勢に。3Rには、テイクダウン、そして強烈な前蹴りをショーンの顔面に叩き込み、優勢に試合を進めたグスタフソンが判定勝ち。BJペン、ショーグンという一時代を築いたベテランが、新鋭に連続で敗れるという結果になった。
<ウェルター級>
○ローリー・マクドナルド
 判定 3-0
●BJペン
2011年10月29日にニック・ディアスに敗れて引退を表明したBJペンが、1年強ぶりに電撃復帰、まだ33歳という若さだけに復帰は喜ばしい。対するは、23歳の新鋭、GSPの弟分であるローリー・マクドナルドとなった。
会場は割れんばかりの歓声がBJペンに飛ぶが、試合は、長い手足で左右のフック、そしてペンの顔面を襲うハイキックでマクドナルドが優勢。ラウンドが進むにつれ、ペンを金網に追い込み、滅多打ちにする場面も増え、ペンも必至で手を出すも、マクドナルドが打撃で優勢に試合を進め、マクドナルドが判定勝ち。BJペンには苦い復帰戦となった。
<ウェルター級>
○マット・ブラウン
 2R 2分31秒 KO
●マイク・スウィック
オープニングファイトは、2010年に食道痙攣を患いリングから長期離脱、今年8月に復帰勝利を飾った名門アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属のマイク・スウィックと、現在3連勝中のこれまたUFCキャリアの長いマット・ブラウン。
1R、三角締めを仕掛け優位にたったブラウンが、2Rに猛攻、スタンドの攻防で、ワン、ツー、スリーとフックを叩きこみスウィックから衝撃のKO勝利を奪った。地味な中堅だったブラウンがFOXオープニングで豪快な勝利を飾り、メインカード、上位陣との対戦をアピールした。
プレリミナリーカード
<ライト級>
○イーブス・エドワーズ
 1R 1分55秒 TKO
●ジェレミー・スティーブンス
<バンタム級>
○ハファエル・アスンソン
 判定 3-0
●マイク・イーストン
<ライト級>
○ラムジー・ニジェム
 判定 3-0
●ジョー・プロクター
<ライト級>
○ダーロン・クルイックシャンク
 2R 2分57秒 TKO
●ヘンリー・マルティネス
<フェザー級>
○デニス・シヴァー
 判定 3-0
●ナム・ファン
<バンタム級>
○スコット・ヨルゲンセン
 1R 4分59秒 チョークスリーパー
●ジョン・アルバート
<ライト級>
エイブル・トゥルジロ
 2R 3分56秒 TKO
ティム・ミーンズ
詳細版はマット界舞台裏12月20日号沈没ノア特集2弾秋山小橋潮崎行方金網DEEP新日キックP天功に掲載されました。
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