2012年11月10日、マカオにて『UFC on Fuel TV 6』が開催された。アジアで行われるUFC大会という事だが、UFCブランドの中ではもっとも小規模なon Fuel TVであり、試合もほとんどがアジア系が世界と戦ういう構図になっていた。
そんな中、メインでは、アメリカ国籍ではあるが、アジア系である人気者カン・リーが、元UFCミドル級王者の実績をもつベテラン、リッチ・フランクリンと対戦。下馬評では当然、フランクリン有利とされるものの、なんと1Rにカン・リーの右フックが炸裂、なんと衝撃的なKO勝利となった。
また、セミファイナルでは、唯一アジア系が絡まないカード、チアゴ・シウバvs.スタニスラヴ・ネドコフが組まれ、それまで全て判定が続いていたが、じわじわペースを握ってきたシウバが見事、肩固めで一本勝ち。メインとセミはすっきり決着がついて観客を喜ばせた。
日本からはメインカードに五味隆典と水垣偉弥が登場し、共にリリースの危機感があったが、揃って判定勝ち。特に五味は、本当に接戦でどちらが勝利でもおかしくない内容であったので首の皮一枚繋がったという感じだ。
前座では、福田力が判定勝ち、手塚基伸、漆谷 康宏が判定負けしている。
また、大会終了後、マーク・フィッシャーが「3月3日、さいたまスーパーアリーナで日本大会を開催」と記者会見で発表。どのシリーズ(ナンバー、FOX、FUEL、FX)になるかは未定という事だ。
■ UFC on Fuel TV 6
日時:11月10日
場所:マカオ
<メインイベント ミドル級>
○カン・リー
1R 2分17秒 KO
●リッチ・フランクリン
<ライトヘビー級>
○チアゴ・シウバ
3R 1分45秒
●スタニスラヴ・ネドコフ
<ウェルター級>
○キム・ドンヒョン
判定 3-0
●パウロ・チアゴ
<ライト級>
○五味 隆典
判定 2-1
●マック・ダンジグ
<ライト級>
○ジョン・タック
判定 3-0
●ジャン・ティエチュエン
<バンタム級>
○水垣 偉弥
判定 3-0
●ジェフ・ホウグランド
プレリミナリーカード
<バンタム級>
○アレックス・カサレス
判定 2-1
●手塚 基伸
<フライ級>
○ジョン・リネカー
判定 3-0
●漆谷 康宏
<ミドル級>
○福田 力
判定 3-0
●トム・デブラス
詳細版はマット界舞台裏11月22日号中邑桜庭IGF師走リアルジャパン北千住別冊Pancraseあばれ祭海外情報局に収録されました。お楽しみください。
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Text by タダシ☆タナカ
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11・10 UFC on Fuel TV 6 カン・リー豪快KO勝ち 五味隆典 水垣偉弥判定勝利
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