ケビン・ナッシュ団体、12月チリ遠征 スコット・ホール&ロディ・パイパー息子参加

111130wwe-1.jpg
 あの“ビッグセクシー”ケビン・ナッシュが主催するプロレス団体『BBWF(Bad Boys of Wrestling Federation)』が12月6日~9日に南米チリでツアーを行う事がナッシュから確認された。
 参加メンバーが実に豪華で、ケビン・ナッシュの他に、WWF~WCWと常にアメリカンプロレスの主役だったロディ・パイパー、日本ではスタイナー兄弟として人気の高い元WCW世界王者スコット・スタイナー、ショーン・ウォルトマン、ビリー・ガンの元D-ジェネレーションXコンビ、元ECW世界王者でWWE、WCW、TNA、ECWと主要メジャー団体を渡り歩いたライノと90年代月曜TV戦争、アメプロ黄金期のトップ選手がずらりと並んでいる。他にアンジェリーナ・ラブ、ベルベット・スカイのビューティフル・ピープルやチェイスン・ランスなど元TNA勢、元WWEのデバリなどが予定されているが、注目は、スコット・ホールの息子、コーディ・ホールとパイパーの息子、コルトン・トゥーブスが参加する事だ。
 コーディ・ホールは、ナッシュ無二の親友スコット・ホールの息子なので、ナッシュにとっても家族同然で常にフォローし続けている。もうすでにプロレスデビューしており、父親譲りの2メートル長身で、父親の必殺技レイザーズ・エッジ(アウトサイダーズ・エッジ)も伝承されている。
 パイパーの息子、コルトン・トゥーブスは今回がプロレスデビューとなる。それというのも、コルトン・トゥーブスはMMA志望で、ダン・ヘンダーソンのチーム・クエスト所属、アマチュアで連勝した後、2011年2月4日にアメリカ、カリフォルニア州リムーアで行われたMMA大会『TPF03』でアンソニー・ヴィダル相手にプロデビューしており、判定負けを喫している。
 この大会はそもそもインディ大会である上に、コルトン・トゥーブスは前座で出場だったが、あのパイパーの息子という事で、通常以上のマスコミが詰めかけて話題になった。その後もMMAを続けると語っていたが、ここにきてプロレスデビューする様だ。ただ、同じ二世レスラーであっても大型ファイターであるコーディ・ホールと違い、MMAではフェザー級で試合していたコルトン・トゥーブスはあまりに小柄で、どうプロレスラーの身体に成長させるのか期待される。
 南米というとプロレス不毛地帯という印象だが、北米のメジャー団体は放送されており、特に月曜TV戦争時代のトップ選手の知名度は世界的。頻繁に生観戦出来るものではないので、観客が詰めかける事になりそうだ。ちなみに『BBWF』は過去にもチリ遠征を行っており、その時はハルク・ホーガンも参加して大きく盛り上がった。
 また、来年2月には、プロレスリング・ノアのGHC王者、森嶋猛も、チリ、ペルー、エクアドルに遠征する事も内定したらしく、VT王国というイメージの南米にも熱いプロレス旋風が吹き荒れそうだ。
ケビン・ナッシュ出演の映画情報
マット界舞台裏’12年09月27日号木谷OB秘IGF週刊F溝GloryK1石井宍戸KO
▼史上最強のミュージカルが、最高にゴージャスになってスクリーン
 『ロック・オブ・エイジズ』9月21日全国ロードショー開始
 トム・クルーズが初ミュージカル映画で超絶カリスマ・ロックスターに挑む!
 ~STORY 概要~ そこは、黄金時代のハリウッド
 ケビン・ナッシュがボディーガード役
 review by タダシ☆タナカ
月曜TV戦争~アメリカでプロレスが市民権を得ているのか?その疑問に答えます
タダシ☆タナカ+シュ-ト活字委員会 アメ・プロの逆襲 格闘技の席巻 喪失の十年『マット界の黙示録』⑦
■閃光烈火…プロレス市民権の確立
マット界の90年代とは、まさに20世紀の生誕とともに産声をあげたプロレス芸術がビジネスとして完成をみた十年区切りと言える。どこかいかがわしい「アンダーワールド」のイメージがつきまとっていたプロレス興行であったが、WWFがウォール街から総資産でビリオン・ダラー企業(1200億円)だと正式に認定された株式公開の意義は何度強調しても足りない。プロレス団体がエンタテインメント産業として、事実上の市民権を得たことの証左となった。
鶴田倉朗 前「なぜ最近のWWEはもの足りないのか」
至近距離での取材を重ねた鶴田ならではのWWEの成功の秘密と現在の問題点。
「カリスマ」まで登りつめた人間と「スーパースター止まり」に終わったレスラー達の超えられない一線とは?
ストーンコールド、ロック、HHH、HBK、レスナー、アングルらトップレスラーを客観的な視点と独自のプロレス愛目線で分析。
マニアのみならずWWEに乗り遅れたファンも必見の「WWEハンドブック」。