4・7『Super Fight League 2』インド豪華MMA大会ミノワマン完敗 ロシア強豪Aシュレメンコの膝蹴りに散る

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(C)Super Fight League
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 インド大富豪が自国、そしてアジアのMMA育成の為に世界的なMMA大会として発足させた『Super Fight League』。3月に第一回大会をインドで開催し、メインにはジェームス・トンプソンvs.ボブ・サップという超ど級のカードを提供(当然、1RでトンプソンがTKO勝利)して、一気に世界的な大会として知名度を上げたが、なんと4月7日に早くも第二回大会を、インド、チャンディガルで開催した。
 第一回大会と同じく、派手で豪華な演出の中、行われたこの大会だが、トッド・ダフィー、ネイル・グローブというUFC参戦経験もある大男同士がメインとなって第一回に続くビッグ・ガイ対決で豪華な夢を見せる事になりそうだ。
 また日本からはミノワマンが参戦、しかも相手はアレキサンダー・シュレメンコというこれまた強敵だ。なにせベラトールFCを主戦場に勝利の山を築くロシアの強豪で王座をいつ奪ってもおかしくないレベル。しかしミノワマンはUFCに売り込みしたが、(見世物的なハルクではなく)同階級のちゃんとした強豪と戦って勝利を重ねないと契約出来ないと言われたらしい。その為、1月にハワイでケンドール・グローブと戦ったものの完敗を喫してしまい、再スタートという感じだ。
 だが、試合になるとやっぱりシュレメンコが打撃でミノワマンを圧倒。バックブローやバックスピンキックまで命中させミノワマンを追い込む。更にシュレメンコが膝蹴りをミノワマンに命中させミノワマンがダウン、そして追撃のパウンド。止めてもおかしくない状態だったが、この試合を裁くのは日本から来た島田裕二レフリーだった為、海外だろうと、いつもの島田節、ミノワマン贔屓でストップしない。ミノワマンは根性をみせ、足関節を取りに行こうとするも、寝技に付き合わないシュレメンコが、だったら、もう一度KOしてやるとばかりにスタンドを要求すると、島田レフリーは、これで仕切り直しだと嬉々としてミノワマンを立たせようとする。しかし、そもそもストップでもおかしくないダメージを負っていたミノワマンは立ち上がる事が出来ず、仕方なく島田レフリーも試合をストップさせ、シュレメンコのTKO勝ちとなった。
 そしてメインはやっぱり迫力満点。大型ヘビー級同士だけに、一発当たればあっという間に試合が終わるというのをそのまま証明してしまった。先にクリーンヒットを放ったのはダフィー、ワンツーから右のフックが完全に命中し、グローブがダウン。そのまま追撃のパウンドを叩きこみ、島田レフリーも、どちらも贔屓する対象ではない為か、普通に裁いてストップして、ダフィーが豪快にKO勝ちした。
■ Super Fight League 2
日時:2012年4月7日
場所:インド チャンディガル T-BOXモバイル・アリーナ
<ヘビー級 5分3R>
○トッド・ダフィー
 1R TKO
●ネイル・グローブ
<女子59キロ契約 5分3R>
○コリーン・シュナイダー
 2R TKO
●チェリー・バック
<ライト級 5分3R>
○リッキー・ランジート・サハン
 1R TKO
●サリカ・センアヤケ
<60キロ契約 5分3R>
○アヌプ・クマー
 2R チョークスリーパー
●ディランガ・ラスナヴェーラ
<84キロ契約 5分3R>
○アレキサンダー・シュレメンコ
 1R TKO
●ミノワマン
<フェザー級 5分3R>
○パラ・キャンダレ
 1R TKO(マウントパンチ)
●ソロ・イスマエル
<フェザー級 5分3R>
○ピエール・ダグザン
 判定 3-0
●チャイタニャ・ガバリ
<72.7キロ契約 5分3R>
○ライアン・ヒーリー
 判定 3-0
●ポール・ケリー
詳細版はマット界舞台裏’12年04月19日号泉田暴露事情40年新日好調疑DEEP金網cに掲載されました。
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日本ではプロレス、格闘技の両方で活躍するミノワマン
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