11・12大阪府立体育館で矢野通の挑戦を退けてIWGPヘビー級の防衛記録を9回まで伸ばした棚橋弘至。
永田裕志が第31代王者のときに樹立した防衛回数10に並ぶのも時間の問題。奇しくも10回目の防衛の相手は、最多防衛記録保持者である“ミスターIWGP”永田裕志に決定(12・4愛知県体育館)。
永田を下して最多防衛記録タイに並べば、そのまま勢いに乗って最低でもあと半年くらい同王座をキープしそう。
だが、井上記者は「1・4東京ドームが危ない」と、棚橋の王座陥落を予言する。
ドームでのIWGPヘビー級タイトルマッチはメーンイベントになることは間違いない。今の新日本プロレスに棚橋以上にドーム大会を締めくくり、ハッピーエンドに出来る選手はいるのか?
ここまで棚橋が防衛してきた9人を振り返ってみよう。
小島聡
永田裕志
中邑真輔
チャリー・ハース
後藤洋央紀
ジャイアント・バーナード
中邑真輔(2回目)
内藤哲也
矢野通
新日プロの40周年を記念したドーム大会のメーンに相応しい防衛戦の相手を考えると、棚橋最大のライバルである中邑真輔がまっ先に思い浮かぶが、すでに9度の防衛のうち2度も対戦していることを考えると、その可能性は低い。
棚橋VS中邑以上にドームのメーンに相応しいカードはあるのか? 少なくとも新日プロ同士の顔合わせでは思い浮かばない。
では外敵との対戦はどうか? 他団体やフリーランスの超大物との対戦ならドームのメーンに相応しいかもしれないが、そうなると余計に棚橋が敗れて王座流出というバッドエンドは考えにくいのだが・・・
果たして井上記者が「ドームで棚橋が王座陥落する」と予想する根拠とは?
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