Reina旗揚げ大会は超満員の大盛況 CMLL世界女子選手権試合は屈指の名勝負に

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 ルチャリブレの神髄を披露しつつ、日本のファンをよく知っている二人だからこそできた非常に激しい攻防。さらには空中戦。これぞ高級レストランのフルコースの味わい。
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そして1本目、マルセラ必殺のジャベが王者をギブアップに追い込む。圧巻である。
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2本目はスリリングな攻防の末、王者アマポーラのカンパーナ(エル・プルポ=タコ)が極まる。これで1-1だ。
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3本目は大空中戦が繰り広げられ、最後はアマポーラが両腕フェイスバスターで3カウントのフォールを奪うという、まるで聖典のような屈指の名勝負に。
<メインイベント第8試合 CMLL世界女子選手権>
〇アマポーラ(2-1)マルセラ●
①●アマポーラ(7分27秒 変形サーフボードストレッチ)マルセラ〇
②〇アマポーラ(2分43秒 エル・プルポ)マルセラ●
③〇アマポーラ(5分09秒 デビルズ・ウイング⇒片エビ固め)マルセラ●
※第12代王者が21度目の防衛に成功
<セミファイナル第7試合 特別試合タッグマッチ>
堀田祐美子、○豊田真奈美(フリー)
(14分44秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスホールド)
ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)、●セウシス(CMLL)
<第6試合 TLWシングル世界女子選手権 王座決定戦>
○上林愛貴
(11分30秒 STM⇒片エビ固め)
●ケリー・スケーター(SHIMMER)
<第5試合 CMLL世界女子選手権 挑戦者決定戦>
○栗原あゆみ(フリー)
(13分54秒 変形裏投げ⇒体固め)
●下田美馬(CMLL)
※栗原が次期挑戦者となる。
<第4試合 タッグマッチ>
井上貴子(LLPW)、●シルエタ(CMLL)
(7分45秒 バックドロップ⇒片エビ固め)
中川ともか(エスオベーション)、○松本浩代(エスオベーション)
<第3試合>
●石橋 葵
(5分31秒 スタンディングシャイニングウィザード⇒片エビ固め)
○バンビ(K-Dojo)
<第2試合 タッグマッチ>
○水波 綾 (仙台女子)、悲 恋(仙台女子)
(12分03秒 ダイビングギロチンドロップ⇒体固め)
●黒木千里(フリー)、藪下めぐみ(フリー)
<第1試合>
●川野夏実
(2分45秒 ダイビングボディプレス⇒体固め)
○植松寿絵(WAVE)
この模様の全容と大会詳細は、豊富な写真とともに別冊ミルホンネットGW総括IGF謎 パンクラス 自演乙 新日 ノアのヤオ REINA旗揚げ 野崎渚に収録いたしました。ぜひ、ご購入下さい。
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TLWシングル世界女子選手権決定戦では、上林愛貴が米国の女子プロ団体SHIMMERの刺客、オーストラリア人のケリ―・スケーターを下し、念願のベルトを巻いた。終了後のコメントでは、「(ベルトが氾濫していることもあり)未知の外国人選手と防衛戦をしていき王座の価値を高めたい」と豊富を述べている。
かくして、日本で久々となるCMLL世界女子選手権試合の敢行、初の外国人選手によるメインイベントという画期的な冒険によって旗揚げした女子プロレスReinaは、記憶に長く残るであろう伝説のカードを持ってきたことで、他との差別化に成功した。
5・8新宿FACE大会で旗揚げ~「日本人x外国人」女子プロ本来の姿に特色
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